(ハワイ)食べ物情報など
週末を大事にする米国人らしい、月~金の会議だったので、
昨日の夜遅く帰国しました。
ワイキキビーチでの学会だったが、ハワイには珍しく休憩時間が短い学会で、
夜遅くまでなんだかんだとセッションが続き、目の前のプールに入る時間もなかった。
昼休みは1時間以上あったので、共同研究者お勧めの、
日本料理は料理人のエンターテイメントだという米国人は多いが、
目の前で握ってくれる寿司や天麩羅の料理人は、演じているのではないのではないかと思う。
が、日本人ではない料理人が、玉ねぎを火山に見立て(うまい具合に中に空洞を作って積む)
中に油を入れて火を上げさせるのは、確かにエンターテイメントだと思う。
喋りも卵のお手玉もなかなか楽しくて、これで25ドルなら悪くない、と、思う。
ちなみに、焼いているのはホタテや海老、ズッキーニに玉ねぎなど……
米国企業のちょっと偉い人たちに招待されて会食。
相手は、学会の主催者というか、オーガナイザー企業なので、
招待講演なのに食事がついていないからとか、日本企業じゃないし、会社の経費だから、と。
ちなみに、弾力的運営(?)の上限金額には収まっていたので、ちょっとほっとした。
日本の企業の人もいらしたので、名刺交換などをする。
韓国、中国、日本、インド、生粋の米国(←アングロサクソン系という意味)―――
米国企業の研究機関には、実にアジア系が多い……
会食後、ワイキキビーチの真ん中(一番有名なあたり)まで歩こう、という話になる。
酔っ払いの集団なので、もちろん砂浜を歩く。
子供に土産を買ったか、とか、母国の政治がどうとかこうとか。
昨年、日本の研究所に共同研究を申し込んできた二人(←オーガナイザー企業)
以外は、初対面だったのだが、年齢が近くて仕事が同じようなら、
プライベートな話はどこの国でも似たようなものだ。
彼らともよい関係を続けられればよいな、と思う。
共同研究費や特許の配分をどうするか等は、研究者ではなく担当部門がやってくれるし……
小さい大学の先生が、部門がないと、エージェントを雇うのが大変、と話していた。カンファレンスディナーも大掛かりだったな。
とにかく、参加人数が多い。この人数だと、別の場所に移動しての食事は難しいだろう。
出し物はポリネシアンダンス。
演奏&踊り手に一人だけ子供がいて、家族全員がここのダンサーの家の子だそうだ。
リクエストに答えて、ソロを踊っていたが、動きが速くてうまく撮影できなかった。
(王様役の人たちは、所々ぴたっと止めるので、その辺がまだ少年に上達の余地ありか)
一番優雅だったこちらは、フレンチポリネシアン、と説明されていた。
ヨーロッパとハワイアンのいい具合に融合している気がする。
なお、会議の参加者が舞台に上げられて、踊りを教えてもらうのはどこの会議もお約束。
カンファレンスディナーの食事自体は、(米国にしては)軽いかと思ったのだが……
付け合せのリゾットみたいなものが、複雑な味でおいしかった。
初日から見ていた、遠くにある ♪この木何の木、木になる木~♪ に、行ってみようと思う。
帰国日の朝まで、チャンスがなかったわけだが、案内板には 【Hou Tree Cantina】 とある。
この木の名前をつけたレストランだよね?
でも、途中ですれ違った朝のジョギングをしている人が、虹が出てるよ、と、教えてくれた。
見とれているうちにずいぶん薄くなっちゃったが、ここだ。
ちなみに、この頃、やはり最終日に名残を惜しんで、
確かに、ホテルあたりからだと、近くに見えないこともないが……
走るのが好きな研究者が、一定数いるようだ。
あ、月が出てる。
見えにくいけど、このとおり。
……次は水曜日からドイツです……
今回とは ”発表内容がまったく違う” ので、準備しなきゃ。