映画鑑賞録 『ラスベガスをぶっつぶせ』

英国に向かう飛行機の中の映画その１　『ラスベガスをぶっつぶせ』

希望の便がなかったので、ANAなぞの機に乗ってみた。
サービスいいな～　エコノミーでも各座席にモニター付いてるし。座席もルフトハンザより広いし。
これで、ホームステイの高校生や大学生と一緒じゃなければなあ…………
眠れるわけがないほどうるさかったので、例の如く、映画を見て済ませました。

『２１』あるいは『ラスベガスをぶっつぶせ』

　　　　　　　.....写真はどこぞの旅行代理店のサイトで拾ったべガスの夜景

実際にあったという、数字記憶の得意な学生が、カジノでカウンティングをして稼ぐ話なのだが、
まあ、MITの学生ならあのくらいカウンティングが出来る奴いるだろうな、という信ぴょう性もあったりする。

　　　というか、訓練次第で出来るようになる人多いかも　（＾_＾；
　　　　　　　　　（ゼブラの職場に、笑っちゃうほど数学能力高い人いるし　＜記憶力が高いのもギャグ）　

進学資金が欲しくて、ヤクザな教授に巻き込まれて、で、ラスベガスで荒稼ぎして、
でも仲間割れでうまくいかなくなって、進学も失業も金も失ったりして、でも逆転して、
ただし、大金が手に入ったわけではなくて、
それでも懲りずに、他の仲間とまたラスベガスに行く、という……………

　　　　　　　　まあ、ありふれてるといえば、ありふれてる系のストーリー

きっとあると思った日本語サイトのURL　http://www.sonypictures.jp/movies/21/index.html

なんていうのかなあ、その一つ一つの、ありふれてる方向に進むステップに、説得力がないというか、
実話なら偶然が関与るする部分も結構多いだろうし、そんなもんなんだろうけど、

　　　　　　　　う～ん　一応、最後までちゃんと見たけどさぁ

リアルかな、と思ったのは、難しい勉強じゃなくて、単純な計算を練習しまくるシーンとか、
オタク友達から離れちゃいそうになっていくシーンとか、その辺のディテールかな。
映画にするならさ、ほんのワンシーンづつでいいから、それぞれのメンバーの
大金が欲しい原動力みたいなのを入れて欲しかった。

そうじゃないと、ストーリーを追うだけになってしまう。　　　……　ように思う。

主演のジム・スタージェスも、好演だったので、少しもったいない気がしたが、
まあ、映画化時に原作からふくらませる場所を間違えたような雰囲気がある。
その中で、自分でもカウンティングが出来るくせにカジノ側にいるローレンス＝フィッシュバーンの役どころ、
そしてその理由がとても気に入った♪　
ジムがMITのサラブレッド的天才なら、ローレンスは市井の天才なのだろうな。
ローレンス側に勝たせて、なおかつジムたちが懲りないのも、微妙に実話っぽかったかも。

wxrfd775さんのところで、記事を見て、自分も観たくなっていたので、トラックバックしますぅ。