(英) 国際会議のバンケットや雑感

ロンドンやダブリンの空は低い印象があったのだけど、
この季節、リバプールの空は広いんだなあ。
これは８時過ぎの空。

日中は、日差しが強く思えても、写真に撮ると、鮮やかさも広がりも、大陸側の国にかなわないのだが、
夕方になると空の広さを感じる。

さて、国際会議のバンケットだった。

巨大なホテルのホールに．．．．．．．．．こういう状態。

開始の言葉も、おわりのあいさつもなく、入退室チェックもなく、
まあ三々五々適当に歓談できたから、これでもいいのか？？？

　　懐かしい知り合いに会えたり、
　　ちょっと前まで一緒で
　　最近ＥＵの大学に籍を移した同僚に会えたり、
　　当然、卒業していった学生に会ったり、

　　かなりデリケートな関係であるべき、
　　上司の共同研究者に会って、
　　思いがけずいろんな詳細を伝えるチャンスが出来たり、

　　食べたものはさすがイギリス料理で
　　お腹にたまるものばかりだし、
　　味は決して美味しくなかったけれど、

　　楽しかったです。

　　 　　　　が
　
バンケット後、半分酔っ払い状態で、
リバプール大学の表面科学の研究室にお邪魔して装置を見せていただいた。

予算額は大きくなさそうだが、購入したものを共有装置として大勢のスタッフや学生が使用している。

よく考えて大事に使っているんだなあ、と、
普段の自分 （日本全体の研究費のあり方も）を顧みて、少し考えさせられた。