（英） カテドラルその２

メトロポリタンカテドラルから見えた、もうひとつの大聖堂が、
リバプールカテドラルであることは、地図を見て、すぐにわかった。

が.......　その時点で、誰も　（学会参加者と同行してた）　ガイドブックを読もうとはしなかったし、
予備知識もなかった。

どういうことになったかと言うと、

　　　　　　---------行けども行けども、到着しない----------

何事？　背後のメトロポリタンカテドラルは小さくなっていっているのに、
目の前に見えるリバプールカテドラルのサイズは、わずかに大きくなりはするが.....　変わらないのだ。

歩くこと、約20分......　　
　　　　　　　　　こ、、これは（涙）

なんてとんでもないサイズなんだろう？
周りを歩く、人間のサイズが見えるだろうか？
これでも実際の大きさの印象は伝えられていないと思うが、
何のことはない、遠近感が狂うほどに、巨大な建物だったのだ。

メトロポリタンカテドラルとは違った意味で、要塞である。
ゴシックで、このサイズ......　地震のない国っていいね　　　　＜じゃなくって　（＾_＾；；

中も、空間の広がりも天井の高さも半端じゃない。
同じ形で拡大されているから、ともすれば大きさを認識しそびれるのだが、
その中にいる人間が小人に見える。

巨大だから、ステンドグラスの細工も細かく見える。
　　　（↑細かさが同じで、画面が広いから.....相対的に）

宗教心も何も、大きさに圧倒されてしまう。

すごいなあ………

http://www.visitliverpool.jp/culture-and-heritage/liverpool-cathedral.html
ちょっとガイドを見れば、すぐにその大きさは書かれていたのだが～

口で説明しにくいので、……英国に来たら、ぜひお立ち寄りください。

さて、これは最後に、教会の中に、ショップやレストランがある。
普通だったら、なんだこれはっ　と文句を言われそうな気がするが、
これだけのサイズの中だと、何があろうと、大して邪魔でもないし、まあいいかな、という気になってしまう。

ううう....　ホントに、力技だなあ。　

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翌日、タワーに上る。

4人乗りのエレベーター、かなり危なげなエレベーターと、こんな感じの細い階段を上って、
タワーの一番上まで。
途中、鐘を鳴らすシステムがあったりして、興味深い。

てっぺんで外に出ると、かなり風が強い。それでも、上から見下ろすリバプールの街はきれいで、
メトロポリタン大聖堂も以外に街の中に溶け込んでいて、4ポンド少々の価値はあるかも。

途中階に展示室があって、昔の神父さんの法衣を見てもしかたないなあ、という気がしたのだが、
ステンドグラスをすぐ横から見られたのは圧巻。
近くで見ると、ステンドラスが、ちゃんとキリストや、聖人の絵になっていることが分かる。

下に、小さな小さないすが見える。動いている人間も、小さいなあ………