公倍数・公約数・周期・波長・振幅 そして多忙
なんとなく、心理的に限定記事。
いろいろな歯車が、少しずつ軋んでいる。
もともと合っていないのに、無理やり嵌め込んだ歯車だから、軋んでも仕方ないと言えば仕方ないのだが、
軋み音や振動は不快である。
軋み音や振動は不快である。
また、軋むからと言って、悪戯に歯車をつけかえる輩も腹立たしい。
さして熟考もせずに 取り換えひっかえ当てはめてみるだけだから、
軋む波長が異なるだけで、音が出ることに変わりはない。
さして熟考もせずに 取り換えひっかえ当てはめてみるだけだから、
軋む波長が異なるだけで、音が出ることに変わりはない。
なのに付け変えることこそ我が仕事だと、とにかく入れ替え作業に励むバカもいる。
歯車たちは、軋み音を上げ続け、外れて転げ落ちてしまったり、潰れてしまう者もいる。逃げ出す者もいる。
その微妙な不快を、切り捨てるドライさを持ち合わせてはいるのだが、
煩いものはうるさい、わずらわしい。
煩いものはうるさい、わずらわしい。
屋外で見舞われる土砂降りよりも、ガラス戸の向こうの血の雨の方だろうか?
いや、お隣の血の雨の次に、殺人鬼がこの部屋まで襲ってくるかもしれないし、
対岸の火事で火の粉が降りかかってくることもあるし、
対向車線の事故を眺めてて自分が追突することもあるし.........
いや、お隣の血の雨の次に、殺人鬼がこの部屋まで襲ってくるかもしれないし、
対岸の火事で火の粉が降りかかってくることもあるし、
対向車線の事故を眺めてて自分が追突することもあるし.........
最近、我が職場を辞める方、大勢。
私はバカだから、先日、最後のお食事会に誘ってもらったのにも気付かず、
「ちょっと忙しいからまた今度っ」 と、エレベータに飛び込んでしまった。
研究者を続けていればどこにいても会えるだろうけど......
でも、親の後を継ぐのも、確かに将来の一つだよね。
「ちょっと忙しいからまた今度っ」 と、エレベータに飛び込んでしまった。
研究者を続けていればどこにいても会えるだろうけど......
でも、親の後を継ぐのも、確かに将来の一つだよね。
「そんなに深く考えて移るわけでも、ないんだけどね」 笑ってそう言った研究者は、
代々木で合同研修を一緒にやった仲間だ。
深く考えてないわけがないのは、同期だからわかる。
彼にはまた会議で会えそうな気がするのは、せめてもの救いか。
代々木で合同研修を一緒にやった仲間だ。
深く考えてないわけがないのは、同期だからわかる。
彼にはまた会議で会えそうな気がするのは、せめてもの救いか。
一週間前に突然異動が決められた上司は、
後任者が決まっていない現部署の予定と異動先の予定を、いかに組み合わせるかに苦労している。
しばらくは両方こなす覚悟だ。
笑うしかないと悟ったのか、酔った彼は妙に陽気だ。
後任者が決まっていない現部署の予定と異動先の予定を、いかに組み合わせるかに苦労している。
しばらくは両方こなす覚悟だ。
笑うしかないと悟ったのか、酔った彼は妙に陽気だ。
探究心や向上心さえなければ、ほとんどの研究者にとって気楽な職場と言うことができるし、
いまどきそれがどれほど贅沢なことかもわかるのだが、
先が見えないというか、望みのない先が見えてしまっているというか、
いまどきそれがどれほど贅沢なことかもわかるのだが、
先が見えないというか、望みのない先が見えてしまっているというか、
時々、大船を降りて、ボートで漕ぎ出す人の気持ちが........分からないでもない。
勇気ある君たちに、乾杯
画像は壮行会の居酒屋で最後に出てきたアイスです。