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映画鑑賞録 『ワン・ミス・コール』

通常スターアライアンス系のANA利用(第2T)なので、第1ターミナルは非常に珍しいのですが、
北九州方面だけ、第1から出るようです。
九州出張なのですが、朝から大慌てになってしまった☆
そもそも、国内線あまりのらないので、羽田空港は不案内なのです。

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というわけで、北九州へのフライト間に、着信アリのハリウッド版 『ワン・ミス・コール』


オリジナルのほうの原作(ノベライズ? 秋元康 角川文庫) を
小銭文庫 (タクシー用の千円札を作るためにキオスクで買う本)として購入して既読です....
読んでるはずです.....  ストーリーのディテールはほとんど忘れてるくせに、
最終的なネタだけ覚えているっていう最悪のパターンww
精神疾患の.......代理ミュンヒハウゼンがネタ。で、正しい患者を誰もが誤解してるんだよな、確か。

 ストーリーは簡単。着信時間が翌日になって、自分の断末魔の声の電話が、自分の携帯電話に入る。
 その着信時間に、その断末魔の時と同じセリフを叫んで、死ぬ。
 その通話のリレーで、連続的に人が死んでいくのだが、その謎解きをして、
 どうにか生き延びようという映画だ。

今回のハリウッド版も、ほとんどに本番と同じストーリーだが、
主人公の女性が母親に虐待を受けているのとか、
で、父親もそれを知っててどうしようもないのとか、結局その父親が自殺してるのとか、
このあたりのネタはいかにも米国産映画だなあ、という気がする。

途中から、携帯電話さえなければと、電話の電源を抜いたり、プリペイド式のものを返却しようとしたり、
果ては踏みつけて捨てるなどしても、いつの間にか戻ってくる。
  
  #この辺のジタバタ感は、もともとの日本が舞台となっている (?) 着信アリよりもはるかに我々に合う。
  #ちなみ、このパターン (捨てたものが戻ってくる) で一番よかった小説は「仄暗い水の底から」かな。

狙われた友人に、悪魔払いの人がコンタクトしてきて、結局何もならなくて、というのも
ありがちなパターンだがすんなりいく。
携帯電話と非業の死のバトンで、比較的初期の所に、
刑事の妹がいて問題の看護婦にたどりついたり、映画ならではのご都合主義はあるが、、、
まあ、時間の中におさめるためには、許せる程度。

霊と一騎討ち状態になった時の、主人公の大胆さ強さが心地いい。
死ぬ気になれば (霊を退治しなければ) 確実に死ぬのだから、怖がってなどいられないのかもしれないが、
(結局的外れだったとしても) この雰囲気はいいなあ。
一瞬助かったような感じになるのとか、この辺はノベライズで読んだ日本映画のバージョンと同じなんだけど
最後が、、、、あれ? 助かったんだっけ?

ここでははじめ真犯人 (霊だけど) だと思われていた、お母さん (の霊) が、助けてくれる。
主人公が2度襲われるのだが、2度目など、自分の娘 (の霊) をきっちり退治して微笑んで消えていくのだ。
今まで、見殺してたのは、どーだったのよw なんでこの主人公だけ助けてあげる気になったのよw

 ・・・・・・・・・って、廃墟になった病院に行って、死体を発見してあげたからかな?
 問題の発言をした後の画面が暗いシーンで、主人公の代わりに娘 (の霊) に刺されてる? 
                                     (わかんねーよー)

ここまで話を変えるのなら、
主人公のトラウマである実際のお母さん (映画オリジナルで、この人は生きてる) を、
どっかで死なせておいて、
彼女を改心させて正義の霊にしてもよかったような気もするなあ。

まあ、可もなく不可もなく。