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慶應大学からの月

慶應義塾大学は三田キャンパス。古い私学だけあって綺麗ですね。
校舎の雰囲気など、少し母校と似ています。
帰宅時には、月など出ていて、とても良い雰囲気でした。
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出向先の仕事で、職場のトップスリーのお一人と一緒に、
慶應義塾における女性研究者支援と男女共同参画 -次なる"150年"に不可欠な人材の活用』
というシンポジウムに参加してきました。


この間の静岡大学の理事の方に会ったり、慶応大学に勤めている友人に会ったり、
この分野も、それほど大勢の人材がいるわけではないのだなあ、と感じてしまいます。
同じようなシンポジウムに何度か出席しているので、
今回新たに記事にするものは少なかったのですが、いくつかメモをしておきます。

・調査データに基づく報告で

  1980年では、主要〇〇国(聞き逃したので、あとでチェック)において、
  仕事をする女性が多い国ほど出生率が低いというデータがあるが、
  2000年データでですでに、仕事をする女性の多い国の方ほど、出生率が高くなっている。
  その後も、女性の社会進出率と出生率が比例する傾向が続く。

  理由としては、子どもを育てながら仕事が続けられる環境が確立してきたこと、
  ダブルインカムで経済的に安定している方が、子どもを作りやすいとうことなどがあげられる。
  にもかかわらず、日本においては、仕事を取るのか家庭 (&育児) を取るのかという選択を考えるという、
  ナンセンスな現実がある。30年近く前の認識しかないのだ。
  このことをちゃんと考え、正しい情報を発信することが必要である。

  との話があった。女性の社会進出を促進する、正当な理由の一つになるのではないかと思った。
                    #データを貰って、これから、使おう♪

・また、医学部や大学病院の問題として、
  
  無給医、あるいはほとんど無給の医者が存在すること、
  子どもがいて残業のできない女医が、同僚からの風当たりが強くなるから、給与を減らしてくれ、
  と、申し出ることがあることなど、の報告があった。
  職 (もちろん正当な給与を得る) が欲しいと思っている医者がいて、
  一方で医師不足という事態が、どうにかならないのかという問題提起があった。
  慶應義塾大学ではいくつかの離れ業を行っているようだが、
  根本的・抜本的・効果的にもっとどうにかならないものかと感じた。

他にも有意義な話もあったのだが、既出なので省略。

シンポジウム後の親睦会はパスして、早めに帰宅の途につく。
おや、三田って、こんなに東京タワーに近いんだ?
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そういえば明日も朝から、東京タワーの横で会議です。
私の仕事は週休二日のハズだったんですが、
何週連続して、土曜日に外勤務してるんでしょうね?