脱力三連発

　　　　　　　　　　　　　　　　がお～　怒り沸騰
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　というよりは、脱力系だな、むしろ。

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その１
大手スーパーにお買い物に行ったついでに、
チビにねだられて、子どものゲームコーナーに行った。
たいていは、小学生くらいの子どもが大勢集まっているところだ。
少なくとも、１年位前まではそうだった。
　　　（どのくらい、自分でスーパーに行かないかが、わかっていただけると思う）

上の写真は、コインゲームとユーフォーキャッチャーを混ぜたようなゲーム機の
真ん中にいたアロサウルスだ。
ジャックポットなんとかというゲーム機だったと思う。
アロサウルスの台、トリケラトプスの台でそれぞれ６人くらいづつゲームができる。

で...　恐竜大好きなチビは、当然やりたがったのだが....　　　ゲーム機の周りはこんな状況。

別に、50代60代の女性が、ゲームをやっててもおかしくはないが　…………　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パチンコより出費が少なそうだし。

ひと席あいたときに、チビを座らせようとしたら、
「そこ、だめ！！　〇〇さんの席だから！　今トイレ行ってるだけだからっ！」
と、目を吊り上げて、ドえらい剣幕で、追い払われてしまった。
言い返して座るべきか、係員を呼ぶべきか、とも思ったのだが、
ペットボトル持参で居ついていて、なにやら危ない人たちな気がしたので、チビにあきらめさせた。

なんだかな～～

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その２
仕事上、最近、雑用が多い。
所属組織や日本の大学研究者の現状を調査し、統計処理のようなこともしている。
エクセルに叩きこんで計算させるだけだから、単純作業も多い。
だから、そういう作業の下請けをしてくれる方たちをつけていただいたのだが。

そのまま書くことはできないので、ちょっとアレンジする。

とある大学の　Ａ学部の教授　３０人中女性０人
　　　　　　　Ｂ学部の教授　１８人中女性０人
その大学で新設した　Ｃ学部の教授　　２人中女性２人
　　　　　　　　　　　　　　のようなデータが集まった、と思ってほしい。

母数が違うとわかりにくいし、細かすぎるので、一つ一つの学部別ではなく、
大学別に女性割合をパーセンテージで出してくれないか、と、下請けさんに頼んだ。

下請けさんが計算した上記の大学の女性割合………３３％

Ａ学部０％、Ｂ学部０％、Ｃ学部１００％　　平均（０＋０＋１００）÷３＝３３．３３３

　　　　　　　　　お～い、こいつに算数教えた教師、出て来～い　orz

仕事を頼むときには、やり方も教えてあげなければだめだそうだ。
エクセルは使えるから、計算も間違っていないはずだという彼に、
「こういう場合の平均をだすときは、
　分母の数値を全部足して、分子の数値を全部足したものを割ってくださいね」と、教えた。

「つまり、（０＋０＋２）÷（３０＋１８＋２）×１００＝４　　　答えは　４％」　である。

心、広くなったよな～　（涙）
え？　相手が学生だったらどうかって？　「馬鹿やろう！小学校行ってこい」と、叫びます。

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その３
最近出ているシンポジウムなどから、想像はつくと思うが、
女性研究者を増やそうという活動をしている、というか、させられている。

組織における粘土層という言葉をご存知だろうか？
組織のトップは、政府の政策や日本の将来を考えて、ビジョンと覚悟を決めて女性の採用をしようとする。
場合によっては、ご自分の娘さんが就職していたりして、現場の女性の問題を知っていたりする。
現場や新人たちは、もともと男女差別のあまりない教育を受けているし、
何より今必要なこととして、女性の支援などを求めている。

さて、そのどっちでもない中間の連中。
いわゆる中間管理職のレベルだろうか、彼らには、

何を言っても無駄だったりする。

粘土層というのは、ピラミッドの上の方からいくら水を与えても、
中間の彼らがあたかも地層の間の粘土層のように水を遮ってしまうので、
下まで浸透していかない、という意味なのだ。

これはその粘土さんとの会話（例によって、ちょっとだけアレンジ）。

「来年度、（そちらの組織さんも）もう少し女性職員を増やしてもらえないですかね～」
「女性採用するとさ、セクハラとか、いろんな問題起きるじゃないか」
「それは加害者がまずいんじゃないですか？」
「でもほら、騒ぐのはたいてい被害者だからさ」
「…………」

そりゃあね、加害者は騒がないでしょーよ。
で、オタク（オタクの組織）は騒がれなければいいというつもりなわけね。

確かにね、組織の論理としては９５％の男性にセクハラ防止の教育をするより、
５％の女性を黙らせる方が楽だよねっ、
いっそ５％をいなくしてしまえば、セクハラ事件は起こらなくなるだろーねっ
（正確にはセクハラ問題の性別は決まってるわけではないが、多数のケースということで）

そういう意識の連中が、粘土層にワジャワジャいるわけだ。

「議事録に残していいですか？」と言ったら、まずいとおっしゃったので、
「まずいと思うことは、あまり公言しないよう気をつけていただきたい」　と言っておいたが。

前途多難......　　orz　orz　orz

今週は、そう言う一週間でした。