ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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(韓国) エクスカーション

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会議もたけなわ。 
研究内容的にも十分エキサイティングで、また、専門に近い研究ばかりなので、
どの講演も気が抜けずにぐったりしてきたところで、やっと、エクスカーション。 
雨の中で、第1予定の Shun SanII Chul Bong へ登るのは危ないだろうということで、
雨天プランの Yeo-Mi-Ji Botabnigcal Garden へ向かいます。

ところが、途中雨が上がってきたので、それならと言うことで急遽、第3プラン、チュンムンリゾートへ。
                    http://tabi.chunichi.co.jp/local/jungmun.html
冒頭の写真の砂浜を、みんなで靴を脱いで、スナスナになって歩きました。
いかにもな高級リゾートホテルが並んでいて、海の家風の店があったり。
雨上がりだったせいか、とても空いていて、貸し切りになったみたいです。

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ほんの少しだけ移動して展望台に。ここには観光客がいっぱい。
修学旅行 (?) で来ているという高校生たちと、右上で海を見ているのが我々の団体。
島のいたるところで見かけるトルハルバン (石のおじいさん、という意味) という石像は、
何のために作られたのかルーツがわからないそです。今は島の守護神。

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ほのぼのとした気分で展望台に上りましたが、ふと下を見ると、
まるで東尋坊のような岩の断崖絶壁と荒波。
ナノ構造のSTM写真を沢山見た後だから、
柱状の構造を解析したくなる、などと軽口を叩きつつ、
でも、波が砕けて、誰の目にも恐ろしげです。
あとでネットで調べたら、
大浦海岸柱状節理帯と言うのだそうです。
  
    ホテルに戻ってのバンケットは韓国風ではなく、
    欧米料理の料理と味付けで、それでも
    ふんだんなオレンジや、豚の丸焼きなど、
    済州島の特産物がちゃんと入っているようで
    おいしかったです。
    辛いものが苦手は私は、ひと安心。


  
さて.....去年のドイツでの会議では、私がバンケット翌朝のチェアだったのですが、
酔っぱらった翌日、お天気の中の最後のセッションチェアマンは、私のドイツでの相方。
だれでも一度はそういう目にあうのです(笑)。

例によって時間内に終わさなければ次のグループの会議が始まる、とかで、緊張の伴う司会進行役も、
時間どおりに晴れて終了、来年の会場 (実は国と街だけ) も決まり、
そして昨日の雨ためにやめたエクスカーション、Shun SanII Chul Bong (城山日出峯) へ出かけました。
雨が降っていた場合、寒かった場合と、いくつもエクスカーションを準備していてくれた韓国スタッフに脱帽です。
おかげで、会議終了後にほとんどの参加者が、二つのエクスカーションに行ける、という贅沢を味わえました。
その場で1台、マイクロバスをチャーターすることができるのも、観光地ならでは、でしょう。

しかし...... 簡単なハイキングとはとても言えない (涙)
舗装された石の階段と言ったって、長いよ........... 
汗だくだよ..... 日焼け止め塗ってきてよかったぁ
会議のレジストレーションの時に、エクスカーションの時の保険をかけるのに必要、と
パスポートナンバーのチェックがあったのですが、さもありなん、と思える急な階段に崖です。

それでも、ゼイゼイしながら上った景色は、さすがに綺麗でした。
海の色が、緑色で、いかにも南国の島。
土産物屋で貝やナマコを焼いている匂いが、潮風に乗って、
はるか彼方まで見える海に、一艘、二艘、大型船が浮かんでいます。
エキゾチックなアジアの国を期待してきている研究者もいたと思いますが、
こののんびり感は、ヨーロッパ人の休日に、とても似合っているように思います。

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視野が広すぎるので、角度を変えて撮影した写真をつなげました。
                  (これまでも、横長い写真はたいていそうして作ってます。)
重ね合わせの苦労がわかるのを、もう一枚。これは北東側の海です。

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このはるか先に、九州や対馬があるはずなんですけどね。


ホントに、良い天気です。

会議に出て、エクスカーションのバスツアーでは会議参加者と雑談をして、
やっと英語に順応して喋るのが楽になったかと思えば、もう明日は帰国。

おっと、ハリケーンポテトだ。ゆっちさんに聞いていたけど、ほんとに韓国でもあるんだなあ。
イタリア人お勧めの、アイスクリーム食べていなければ買ったのに。
「アイス食べてるから買わないよ」 と言ったのに、おじさんはポーズをしてくれました。

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少しお腹が空いて、みんなあれこれ食べていたのに、バスの時間になって出発。
バスの中で 「一つずつね~」 「甘いもの?」 「食べ物?」 「食べられたら食べていいよ~」
等の言葉とともに、前から回されてきた袋の中には、
会議スタッフからのお土産の、トルハルバンのキーホルダーが入っていました。

こちらこそ、お世話になりました。
          スタッフの皆さん、お疲れ様です。次はカナダで会いましょう。