ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

オニオンケーキとTENGU料理

イメージ 4
 

研究所の方に、清流の写真をいただいたので、涼しさのおすそわけ。


それほど忙しくもなく、具体的に不愉快なことがあったわけでもないのに、
仕事もブログも、なんとなく気分が乗らずにぐたーっとしてました。

それでも、昨日は大学に講義に出かけていて、ついでに、
出身研究室の関係者で、10年くらい先輩と10年くらい後輩の人と一緒に飲んできたりして、
なんとなく、このままじゃいけないなぁ......などと。

  #これだけの年齢差があっても、同窓の意識が持てるのは、
  #ちっちゃい大学のいいところなのかもしれませんね。
  #巨大学府は巨大学府なりの、小さい大学は小さい大学なりの特質を
  #有効活用したいとは思います…………


その時彼らに、「そういえば、この季節、日本にいるのって珍しいねえ」 といわれて初めて、
今年は6月のホワイトアスパラの季節に、ドイツに行っていないのだな、と気付きました。
湿度がだんだん高くなって、蒸し暑くなっていくこの季節、日本を出ているのは、
それなりに好都合だったようです。
いえ、この時期に会議があったり実験の予定が入っていることが多いだけで、偶然なんですけど


そんなこんなで思い出し、幸い、大量の玉ねぎもあることだし、と、
ドイツ料理を作りました。

英語で呼ぶときは、オニオンケーキ、ドイツではシュヴァーベンなんとか、って聞こえます。
                             (南ドイツの地名みたいです)
どぶろく風の新ワイン、フィーダーヴァイサーの季節に、一緒に食べるもので、
その季節に新ワインを飲ませるお店では、たいてい出てきます。

イメージ 1
 
以下は友人の奥さまのレシピで、作り方はいたって簡単。

1.玉ねぎの微塵切りを炒める(今回は、大きめの玉ねぎ2.5個)
2.1をサワークリーム100g、チーズ適量、卵3個と混ぜる。
            (今回はクリームチーズ100gで代用しました)
3.厚切りの食パンをボート状にくりぬいて、そこに2を詰めて焼く。
            (今回は、パイ皮が残っていたので、パイにしました)

 *お店によっては、ベーコンなどを混ぜるところもあります。
 *これだけで、おかずもなしに食事をすべてをカバー、
          安上がりで皿数の少ない、ドイツらしい料理です (^_^;

レシピを書いてらっしゃる人いますね~、無断引用、すみません~
ちなみに、これに加えて、茹でジャガイモを適当につぶしたものを混ぜる場合もあります。
ポテトオムレツとでも言うんでしょうか?  
こっちは、Bauernfrühstück とかいいますが...... ウムラウト出るかな。


日本人だと、これだけでは寂しいので、もう一品作ってみました。
オニオンケーキの中に入れようかなあ、と思いつつ、少し素材を生かしたかったので、
独立させる気になったブロックベーコンを使います。

で、こちらは、小説 『TENGU』 の中で、主人公の道平がログハウスで作っていた料理にしました。
蒸し料理っていうのかな、小説では、キャベツや他の野菜を敷きつめて、
その上に厚切りのロースハムを乗せて、重い蓋をしてオーブンにかける...
それのブロックベーコンアレンジ。

ベーコンは案外味が流れ出てしまいやすいので、両面に焦げ目をつけて、
大きく切った生キャベツを敷きつめた上に乗せ、少し水をかけて、中華鍋で蒸し焼きにしてみました。


道平より、有賀が好き~ 『TENGU』 より 『RYU』 じゃ、
というわけでもないんですが、
沖縄をイメージするゴーヤを切って入れてみたりしてw

イメージ 2


ベーコン柔らか~い♪ と、こちらもなかなか、良かったです。
次回は真面目に厚切りロースハムとオーブンで作ってみようかと思います。 

イメージ 3 
 
 
 
まあ、やる気がなくなって、だるい時に
お料理なんかしてみるのもいいかなあ、
なんて。
  
  
デザートは日本のサクランボに見えるけど、
実はアメリカンチェリーです。