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(ドイツ) 手乗りBABY?

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         身長190センチの友人の、二人目の赤ちゃん。 
              女の子。 生後3週間。

              パパの指、美味しい?

      しかし、手のひらの上で眠らせる、って (^^;

      上の子にもやってたよねー、上の子の時は奥さん心配してたけど、
      慣れちゃったんですね、今回は平気そうにしてる。


      私が彼の奥さんと仲がいいので、気楽に自宅に呼んでくれる。
      ホテルブッキングを間違えたときに、泊めて貰ったこともある。

      赤ちゃんを、そっとソファわきのベビーサークルに寝かせて、
      奥さんの手料理で、静かにお夕食をいただいた。
      奥さんと私は、小声でお料理のレシピの話。
      私の共同研究者でもある友人は、ニコニコして聞いてる。

      平和だな~  (^_^)


      ドイツは、とても出生率が低い。日本の都市圏と、いい勝負。
      奥さんは、高校の英語の先生だ。 
      育児休業は3年取れるけど、
      忙しい時は、やっぱり御両親に手伝いに来てもらわなきゃならない。
      自分の親は、いろいろ小言を言うし、旦那さんの親御さんの場合は、少し気を使う。

      キッチンで片付けをしながら、彼女は旦那の研究所が忙しいことを少し嘆く。
      「子どもが眠る時間までに、帰って来てくれればいいのに」
      時間できっちり帰るドイツ人も多い中で、彼はハードワーカーだ。

      でも、彼は子どもの面倒をよく見るし、いつも子どもの面倒をみたいと思ってる……よね?

      うん、だから、まあまあ幸せ。      
      彼らも、私と同様、子どもができるのに何年もかかっている。

      彼らは、私が、研究者としてとても大事なタイミングに、
      チビを生んだことで、チャンスを十分生かせなかったことを知っている。
      その子どもが病弱で、病院の短い面会時間に会いに行くためだけに、
      仕事をやめようと悩んだことすら知っている。

         出産の3時間前まで、代読してもらう国際会議のスライドを作っていたくせに。
      
      でも、研究予算はまた取れるけど、子どもはなかなかできないから。
      彼はその年、私が教えるはずだった学生を、
      自分の研究室で受け入れて、立派な研究者に育ててくれた。

   
      急ぐ必要はない。 学生も子供も、みんな元気に育ちますように。