（イタリア） パルマの街の風景

さて、パルマです。
天気が良くて、とても暑くて、いきなりドイツに帰りたくなりました、が……
表面科学系のヨーロッパ会議ですが、例年、日本人も米国人も多く参加しています。

http://www.ecoss26.eu/

少しアプローチがわかりにくい会場は、なかなか綺麗でこんな感じです。

連日食べ過ぎているので、初日は長いお昼休み（2時間）に、ジュースだけ持って街を散策することにしました。
いったん、駅まで戻ってそこからスタート。
街路樹が大きいのは、フランクフルトやパリと同じですね。
車の走り方だけがぜんぜん違う。。
　

道の作りがよくないせいか　（一方通行が多く、ロータリーも多い、道が湾曲している、直行してない）、
とにかく、走りにくそうです。　（＾＾；

街中の建物類はとても巨大。
通路にしかなっていないピロッタ宮なども、とんでもない高さです。

ピロッタ宮を抜け、道なりに歩いて、カテドラル　（ドゥオモ）　へ。
内部はステンドグラスでなくて、フレスコ画が多いようでしたが、綺麗。

下の写真はドゥオモのすぐ隣にある１７世紀にたてられたという聖ジョバンニ。
こちらは見るからに古く、華美ではないです。　ただ雰囲気はいいかな。

回廊などがマインツのドムに似ていて、落ち付いた気分で見て回っていたのですが……
ぜんぜんイタリア語は読めないものの、孔雀の絵や写真が貼ってあるので、
ここで飼っているのかな～、くらいに思ってたのに。
中庭に飼っていた鳥を逃がさないようにするためか、よく見ると、上に網が....　
いや、逆に、ハトなどの外の鳥が教会の中に入ってくるのを避けるためなのかな。

目立たないので、美観を損なうほどではないのですが、
明らかに網に足をとられてそのまま死んだハトなどみると、教会なのにな、という気もしてしまいます。

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この後、街を観光する時間があるのは、エクスカーションの時くらいでしょうか？

装置にお金をかけ、力ずくで綺麗なデータを取るの最近のナノサイエンスのやり方ではなく、
条件を整えた、地道な測定データから、科学の基礎の上でしっかりと解析をした研究が多いので、
興味深いものが多く、あまりサボる気にはなれません。

連日、7時まで講演があって、そのあとから、研究者仲間と食事に出ます。
軽いものを頼もうと思っても、チーズがきついなあ......
パルマ風のクレープ　（パルマハムとパルメザンチーズ）　も、
大きなアンティチョークとオリーブが豪快にのったピザも、とっても美味しかったんですけどね。

ドイツに比べて、日が沈むのが早いので、8時過ぎるとすっかり暗くなって、急に冷えます。
聖ジョバンニの横を通りながら、あのハトたちは、まだ空中に浮かんでいるんだろうか、と思いつつ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おやすみなさい。

（8月31日のメモを、9月2日にアップしてます）