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初夢について

 
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夢を見た。 
知り合い (先輩で元大学教授) と、知り合い (別の大学の事務職員) が結婚する夢だ。
年の初めに見る夢としては、おめでたいことこの上ない。

夢の中で私は大学の職員で、入試の監督をしている。
母校の大学入試は、外の案内や入口での受験票チェック、マスコミ対策など含めると、
アルバイトの大学院生たちに手伝ってもらったとしても、職員総出の一大イベントになる。
院生のときに入試のバイトをしていたから、その様子がそのまま夢に反映されていた。

結婚した彼らも、その場にいておかしくない人たちだった。

  が~~

  休憩室で結婚の報告を受けた (式は挙げなかったそうだ) スタッフたちは、
  驚愕していっせいに突っ込みを入れた。
  驚いたあまり、紙コップのコーヒーを吹いた奴もいる。
 
    「また、いったいどうして男同士でっ!?」

      「日本って、同性結婚認められてたっけか?」

        「い、いや、否定するわけじゃないけどもさ........」

  次のしばらく、驚いてしまったことをフォローする私も仲間も、

    「一緒に居ると落ち着くんです」   ←確かにそういうキャラだけど 

      「そろそろ身を固めなくちゃ」    ←って、あなた今年60では.....

        「一生いっしょにいてほしいから」   ←まあ、よくあるパターン  

  なんて、恥ずかしげもなくホザく結婚の理由も、すべて納得がいくものなのだが。


いったいなんだって、こんな夢を見たのだろう?
級友のつてで、BL系の記事を見ることもないでもないが、それらはあくまでフィクションである。
異国にゲイの友人がいないではないが、仕事上の付き合いがほとんどである。

なお、現実の彼らは、50代と70代のれっきとした妻帯者で (夢の中では10歳ずつくらい若かった)、
新婦 (どっちが新婦だ?) となった職員さんからは、
少し前に、お孫さんが大学に入った.... と聞いたような気がする。

私は夢の中で自分であることが少なくて、だから自分の夢を文章化することが難しい。
使命を帯びた某国のスパイや刑事だったり (いずれも身体能力の優れた男性になっている)、
サメになって海水浴客を齧ったりするのは、映画の主人公になりきっているからだ。
電磁波となって空に放たれたのに、ステルス機を見つけられなくて情けない思いをしたこともある。
夢で音波、電波、素粒子などになるのも、
直前まで電子回折で頭を悩ませたりしていた時だから、それなりに納得もいく。

しかし、珍しく、自分が自分である夢を見たら、これである。
この夢で夢判断ができるものなら、誰かやってみてほしい (涙)


明日の新年会では、夢のカップルのお一方と会うのだが......

        笑ってしまったらどうしよう? 真面目に心配です。


       *冒頭イラストは、年賀状のフリー素材です。殺風景なのでお借りしました。
       *タイトルは愛読するan71pmさんのブログタイトルをパクりました。