氷原の船 ---新年会に行ってきました---

鎌倉の新年会に行ってきました。　今年は和装の先輩方も多く、賑やかです。

学生の頃、学会にかまけてヨーロッパ旅行した時、研究室の先輩にお世話になりました。
その方は、日本の大学で学位を取得した後、就職はしたものの日本の会社になじめず、
縁のあったドイツに渡って、自分で実験機器の会社を興したというパワフルな方です。
ドイツやスイスの地元の食べ物、歩き方....　面倒見の良い方で、とても楽しませていただきました。

すでに家族も拠点も日本にはないものの、新年会を一時帰国のきっかけになさっているようです。

その方も、もう60代になります。
ごあいさつのときに、リタイアした後は、ヨットで世界一周をする、とおっしゃったました......が。

　　彼の言っている世界一周は、世界縦断。

地球を縦に回る一周の仕方で、海はヨットで渡り、南極と北極も風を動力として進もうという計画なのです。
アイスヨット、というその原理は、アムンゼンの犬ぞりが南極点に到達する頃からあったそうです。

　　さすがに、日本語のサイトはないようですが...... ポピュラーなところで、００７に出てくるのか。
　　　　　http://www.mi6.co.uk/sections/articles/tld_ice_yacht.php3?t=tld&s=tld
　　適した場所では、実用されていたようですね。（冒頭の写真はこのクラブからお借りしました）
　　　　　http://www.print2webcorp.com/news/syracuse/CNYBoatShow/20060218/p10_a1.htm

南極に対する思い入れ、地球縦周りのルート、アイスヨットのデザインと機材集めの話.......
しばし会場全体で聞きいってしまいました。
彼は最後に、マスコミを騒がせたら笑ってやってください、と、おっしゃってました。

彼は、南極第1次越冬隊の西堀隊長の息子さんです。
　　　　　http://www.wink.ac/~ogaoga/hon12.html

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さて、そんな風に参加した新年会でしたが、　
悩んでいだ和服は、結局、久々に目をとめた白い髪飾りが使いたいっ　と、これが優先。
ホワホワ髪飾りなら、髪は夜会巻き、夜会巻きだったら、着物はやっぱりこっちかな、と
芋づる式に決まって、こんな感じにまとめました。

　
白い帯揚げも使えたし、まあ、いいかな　（笑）
帯留はブラックオパールのペンダントヘッドを代用。

高齢の方も多いので、何度も立ち上がって食べものをとりに行かなくてよいよう、
今年は、お魚やお寿司が小さな箱に詰められて並べられていました。
慣れている子どもたちは、ひとまずお皿を集めてきて、食べる食べる。
どんな格好をしていても、子どもは子どもです。

新年会の終了後に、おチビさんだけ着替えて、海岸に遊びに行き、写真でもわかるように足もとビシャビシャ（涙）
横浜の実家に寄って、結局帰宅は12時過ぎになってしまいました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ～　疲れた　（＾_＾；　

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なお、一部の方々ご注目　（？）　の例のカップル　（仮に〇〇さん、とします）は、

ゼブラ　「今年の初夢に、〇〇さんが、出てらしたんですよぉ」
〇〇　「いい夢だったか？」
ゼブラ　「そりゃあもちろん♪」
〇〇　「怪しい気がするから、聞かないでおく」

おめかしした新年会で、ニコニコして話しておりました（笑）
付き合いが長い　（私が学生の時に助教さんでした）　だけあって、彼の判断も的確です。
笑いをこらえていたつもりですが、目が笑っていたからかもしれません。

ちなみに内容は、このブログ以外ではどこにも言っていません。

たまにこのブログを覗いているＥ君、
仮にカップルの構成がわかったとしても、余計なことは言わないよーに。