持つべきものは
メンターという言葉がある。
若手研究者への指導、相談役、アドバイザーなどを指す言葉で研究所ではよく使う。
意味をググると、
『優れた指導者。助言者。恩師。顧問。信頼のおける相談相手。ギリシア神話で、
したすぐれた指導者の名前メントール(Mentor)から来ている』 とある。
メントールだなんて、さわやかな香りっぽい、などという連想はさておき、
若手研究者でない私にも、今だに多くの助言者・恩師がいるのは、非常にありがたいことだと思う。
最近、立て続けに予算申請のプロポーザルを書いていて、専門分野外の視点を知りたいことがままある。
これまでも精神的な支えになってくれた方なのだが、プロポーザル書きに長けたその人に、
(忙しい方なので、図々しいかな、と思いつつ) 書き上げた申請書に対するアドバイスを求めてみた。
・・・・・・・・・・・・・・・・大 幅 改 稿 orz
プレゼンテーションに関しては、さきがけの審査や報告会で鍛えられたので、それなりのテクニックを学んだが、
応募書類に関しては、これまで “熱に浮かされたように勢いで書いた” ものが採択されているので、
(↑ もと上司は 「一緒に夢を見よう」 なんていうホットな人だったし)
あまり書類テクニックを身につけていない。
確かにメンターの助言の通りに書き改めると、非常にクリアーで分かりやすくなる。
しかし..... これを言ってしまっていいのか、これを約束して報告書は大丈夫なのか、
将来の展望はいいが、ここまで風呂敷を広げていいのか、というのが実に悩ましい。
最先端分野は、最先端であるがゆえに、確定要素が少ない。
そんなこと、世の中ではわかっていなかったのか、という部分から、説明しなくてはならない。
これまでできなかったことを研究目標にすると、成功するか否かの不安もひとしお。
#熱に浮かされている時は、それらを悩まないで済むのだ。
#今回はちょっと冷静なのだろうか、私は。
#テクニカルな情熱が必要なんですかね。
というわけで、週末中、ずっと頭を悩ませていたりした。
大部分は書きあげたが、さっきからやっている経費の積み上げが、ケアレスミスばかりになっている。
頭が疲れてきたかなあ~
経費計算は明日、秘書さんに手伝ってもらうことにして、ひとまず寝よう。
いや、週末だったので、書類書きをおチビにディスターブされたり、DVD作ったり、
成長して水のないマンションのベランダに巣立とうとするおたまじゃくしを、公園の池に逃がしたり、と
あれこれ、サボってもいたんですけどね。
カエル池の写真は、後日入れることにします。
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