ワンポイント渋滞
目眩の薬が切れたので、病院に寄ってから出勤した。
職場の最寄り駅のつくばについたのは、昼過ぎである。
駅まで奥さまが送り迎え、同僚が駅までお迎え、会社のシャトルバスやホテルの送迎バスが、
というのが山ほどあって、駅周りの路駐や停車は、すさまじいものがある。
というわけで、駅周りのバスターミナルと同時に、そんな送迎車両の一時駐車場が作られた。
駐車場のゲートを通って、15分以内(20分だったかも)に客を下すか乗せるかして出てくれば無料、
それ以外だったら料金をとる、というタイプだ。
研究所のシャトルバスなどは、このおかげでかなりスムーズに乗降が出来るようになった。
さて、本日は炎天下の正午。
ちょうど午後の始業に間に合うように、我が研究所のバスや、隣の研究所のバスがひしめき合う時間帯だった。
我が研究所のバスが、もみじマークの乗用車の後に続いて、一時停車場を出ようとした時のことである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出ようとした時。。。なのだが、前の乗用車が、進まない。
年配の女性が、料金ボックスの前で窓をあけて、固まっているのだ。
すぐ後ろに私の乗ったバス、その後ろにもバスがたまり始めた。
老人は動かない。たまりかねて、バスの運転手さんが、降りて、近付いて行った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
喋っている様子。 困っている様子。
どうやら、細かいお金がないとか、そもそもお金を持たずに一時駐車場に入ったとか、そんな感じらしい。
そんな間にも、どんどん後ろに渋滞が伸びる。
後ろに車がついてしまったので、老人の車はバックすることもできず.......
結局、さすがは運転を仕事とする人達で、シャトルバスの運転手さんたちが上手く周りの車を誘導して、
老人の車をどかして、ゲートをくぐることが出来た。
無料になる制限時間はぎりぎりだったようだが・・・・・・ と、後ろのバスたちは大丈夫なのか?
一台引っかかると、全部引っかかる羽目になるのか。
こういう駐車場のシステムも、なんだかなあ。
とはいっても、代替措置を思いついたわけでもないんですけど。