夏帯ゲット♪

着物リサイクルの　『たんす屋』　さんで

淡い赤紫色の、一重の名古屋帯を購入しました。

 

少し汚れがあるから、と、見せてもらいましたが、

目立たないところだったので、いいことにしました。

一緒に購入した帯締めよりもはるかに安価でした。

 

 

　　　　アップにすると、こんな感じの風合い。

 

 

 

 

 

 

少しづつではあるけど、いろんな色が入っているので、

合わせやすいかも。

 

 

私が大学院生で、祖母が元気だった頃、彼女には和裁学校を経営している友人がいて、

学校に留学生がいたり、逆に、他の国に出かけて行って、和裁を教えていたりしたようです。

で、学生さんたちが、練習のために縫った和服を、“安価で”　祖母が買ってあげたりしていました。

練習のものなので、木綿がほとんどで、　「全部手縫いなのよ」　と言われても、

（針の太さまで気にする、正絹の着物に対して）　何のために手縫いなんだか、と、思ってました。

でも、学生さんには、よいアルバイトになっていたようです。

 

　　　その後、大手の和服屋さんが、中国のお針子さんたちの手縫い振袖などを、売り出しはじめたのを見て、

　　　日本発の和裁ルートが、ぼんやり見えたような気がして、面白かったものです。

 

でもね。。。。。　一重の和服で、浴衣ではないものって、着るチャンスが少ないのです。

７，８月に浴衣でなくきちんと着たいと思ったら、絽の着物と帯になるし。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（↑　これも枚数がある割に、あまり着ていない）

 

 

　　　なので、木綿の着物も、　　　

　　　ずっと貰ったままになっていて、

　　　気にはかかっていました。

 

　　　こんな模様と、こんな模様。

　　　水色の方は、一度だけ

　　　袖を通したことがあります。

　　　半幅帯を合わせたんだったかな。

 

 

で、これらの着物に合わせるために、一重の軽～い感じの帯が欲しいと思ってたのです。　

 

ネットで調べる限り、夏帯のほとんどは、浴衣用の半幅帯になってしまっていて、なかなか見当たらない。

デパートに入っている呉服屋さんに行くと、売り込みがきつくて、見たいものを見られない時も多い。

個人のお店なら、そういうこともなく、こちらの予算など伝えつつ、相談しながら見せてもらうこともできますが、

悲しいことに、そういう良心的なお店が、片っ端から消えて、今はなじみの店がなくなってしまいました。

 

たんす屋さんはリサイクルショップだけれど、元、呉服店に勤めていたという人が多くて、

気軽に相談できるので、つい、利用してしまいます。

新品の割合　（リサイクルと言いながら、どこかのお店で展示してて、売れなかった着物も来てます）　が

もう少し増えてくれると、もっといいんですけどね。

 

 

さて、購入してきた帯の色合わせ。

ひとまず、目的の着物に合わせてみました。

　　なんて無難（ありきたり）なのっ（涙）

 

　　　せっかく遊び着なのに、面白みがな～い　　　

　　　

 

 

　　　帯揚げの色を変えたら、少しは違うでしょうか？　

　　　夏物の帯揚げではないんだけれど、

　　　山の色に合わせて、ちょっと緑っぽいものを。

 

　　　ちなみに、この赤茶の帯締めは、

　　　ちゃんと夏物で透けてます　（なんて言うんだっけ？）。

 

 

 

　　　あ、、、これの方がいいかな。

　　　さわやかな緑系の帯締めにしたら、夏っぽくていいかも。

 

　　　緑系の夏の帯締め、欲しいなあ。

　　　一本、持っていることは持っているのだけど、

　　　ピンクが混じっているので、なんだか、似合いません。

 

 

 

　　

　　　こっちの着物にも合わせてみました。

　　　ああ、かえって、こっちの着物の方が合うのかも。

 

　　　和服のコーディネートは、まだまだの私です。 

　　　帯揚げは絽の薄紫。

　　　帯締め、悩みます。

　　　帯締めを使わない角出し結びがあった気がするので、　

　　　いっそ、そういう帯結びにトライしてみようかな。

 

 

 

単の着物は、９月以降らしいので　

　　　　　　　　　　（だいたい、今年は暑くて、まだ着る気が起きません）

 

　　　　　　　そのころまでに、もう少し探してみようかと思います。

　　　　　　　別に、和服を着る予定があるわけじゃないんですけどね。