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亀病院 (爬虫類の苦手な人は スルーしてください)

 
我が家の子どもたちは、カブトムシだろうとかたつむりだろうと、ハムスターだろうと、電子ペットだろうと、
とてもとても大事に育てる。
幼いうちに、動物を可愛がるのは良いことだと思いつつも、
働く両親と接する時間が少ないから、ペットに愛情を注ぐのかな、と考えるところがないでもない。
 
さて、2年前の受験生の夏、娘は公園でかめを拾ってきた。
 
名前は、・・・・・・・・当時はミドリンだった。 俗称、ミドリガメという奴である。
カメを使ったお話を作って夏休みの宿題にしたり、カメフードの他に乾燥川エビを与えたり、と
コンスタントに可愛がっていたのだが、何やら最近、急に風貌が変わった、と、娘は心配していた。
 
       当時の亀物語の記事 http://blogs.yahoo.co.jp/green_zebra_2008/15095566.html
 
ちなみに、私はかめの顔が変わる、というのが良くわからなかった。
そんなに注意して顔見てないし。 変わったとしても、大きくなると、こんな風になるのか、くらいに考えていた。
たしかに、昔の写真と比べてみると、頬に瘤が出来ている。
 
イメージ 1
 
 娘   「ハムスターの頬袋みたいに何か入れてるのかなあ」
ゼブラ  「そんなことはしないと思うよ。聞いたことないし」
 
  お抹茶BOY  「あ、ハムちゃん見て、自分もやろうと思ったんだよ、きっと」
        娘  「そんなはずないだろっ (お抹茶をバシッ)」
 
            ………頬袋という発想的にはあまり変わらんじゃないか、と思ったのはさておき、
            お抹茶に対する荒っぽさから考えて、娘は本気で心配、不安で仕方ない様子である。
    
というわけで、ネットで調べてみると、
どうやら中耳膿瘍という、耳の場所に膿のたまる症例に酷似している。
          かめの中耳膿瘍   http://nihon.matsu.net/nf_folder/nf_diary/nf_kame_nouyou.html
切開して摘出しないと直らないようなので、亀を扱ってくれるペット病院を探そうとした。
 
しかし・・・・・・・・・都内のペットショップと、動物病院がこれほどたくさんあるのに、
かめや爬虫類を扱うのは、ごくごく少数。
いずれも東京西部のいわゆる東京都下だったり、品川の真ん中だったりと、娘一人では連れていけそうもない。
娘と一緒に調べて、どこもかしこも絨毯爆撃風に電話を掛けまくって、
                  やっと一軒、葛飾水元公園の近くに、ペットクリニックを探し当てた。
なるほど、水生生物が近くにたくさんいそうなロケーションではある。
 
日曜日も診療をしているということなので、事前に亀サイズ(甲羅が6センチ強)と、中耳膿瘍の疑い、と
連絡を入れて、娘に連れて診せに行かせた。
見立てがあたっていたようで、亀の病気としては比較的ポピュラーな中耳膿瘍らしい。
 
大きな手術だと、別の病院を紹介するしかない、と聞いていたが、
(昨日の) 日曜日のうちには、無理でも、その病院で摘出手術もしてもらえるようだ。
ただ、亀のサイズが非常に小さいので、また、両頬なので、もしもの時もあるからね、と言われたそうだ。
 
今週の金曜日に手術の予約を入れて、娘はミドリンを連れて帰ってきた。
手術費用は、15,000円から20,000円程度だという。 
                                   まあ、保険はきかないし、そんなもんだろうと思う。
ハムスターの皮膚炎の時も、数千円かかった。
今回も、娘が支払わないはずはない、と、思う。
 
親の経済観念からすると、拾ってきた亀なのにな~ と思わないでもないし、
なにかの菌のキャリアになるとかで、ミドリガメを飼育禁止にしている国も多いし、
日本においても要注意外来生物だったりする。
でも、多分、家で一人で受験勉強をしていた娘(小学生)は親が禁止したところで陰で飼っただろうし、
今回だって、元手がかかっていないのだから、ここで治療してやってもいいだろう、と言うにきまっている。
 
       成績をダシにでもして、少し協力してやるしかないかなあ~