懲りない人々

今日は、かなりの時間まで、職場近くで飲んでいた。

中国の学会で会った研究者が来日し、私の実験装置を見せてほしい、と尋ねてきたからだ。
知り合いを通じて、中国で世話になった人だから、
快く引き受け、実験室の紹介と、その後の会食も付き合うことにした。

さて、採択されたかされないかまだ決まっていないものの、
私的にはヒアリングが上手くいかなかった時点で、今回組み上げた研究計画は再構成、
また新たな予算申請場所か、スポンサー企業を探さねば、と思っていたところである。
中国の企業研究者である彼は、もともと、共同研究相手を探したり、
中国政府と日本政府のジョイント研究の、申請ネタを探していたようである。
実は今回も、そんな思惑があって、コンタクトをとってきたようだ。

　　　　　　　　　　　お～　捨てる神あれば拾う神あり　
　　　　　　　　　　　まだ予算申請の締め切りはおろか、予算枠すらないので、タヌキの皮なのは否めないが。

今日は顔合わせみたいなものだったので、ひとまず酔っぱらった頭で夢物語を描くだけだったが、
主要研究者　（彼の描くプロジェクトは、製品化に向かうので、前回の応募メンバーとは少し違う）　を集めて、
なかなか楽しいひと時を過ごさせていただいた。

　最近の中国は予算配分が決定するまでが速く、研究費の気前もいい。
また、忙しくなるかも♪