(京都) わたしの ニホン語 ヘンですか?
材料工学会のために、京都に来ている。
この、材料工学会は大抵は、京都大学の周辺で会議が開催されている。
ちょこちょこ関西出張しているときに、会議を覗くことがあって、
その時にはじめて、ここに自分の分野にも必要な情報があふれていることを知った。
私は物理系が専門なので、この会議で発表したことは少ないのだが (分野が違い過ぎて質問が少ない)、
研究のターゲットと着眼点、ドライビングフォースが我々と少し違って、
その内容ともども、非常に勉強になる。
半導体の研究をしていたとき、自分で壁に当たったつもりでも、
化学の連中は、当たり前のようにその解法を知っていたことがあったように、
大学に新分野の学部が出来るのを待たずとも、境界領域にこそ、これからの研究分野が存在していると思う。
私の研究姿勢で言えば、例えば固い材料を作りたければ、それに突進して、だた固いものを目指す。
ターゲットを広げて、固さと同時に脆さの排除、使用環境を考えて耐熱性、耐食性、そんなところが気になる。
材料工学会の発表を聞いていると、発表も質問も範囲が非常に広い。
どんな成分で、どんな構造で、どんな特性なのか、というのは当たり前にしても、
特許はとっているのか (これは半導体分野でも同じ)、 再現性はどうか (これもどこでも同じ)、
どこに使えるのか (これは私は予算申請の時の前振りに使うくらい)
実用化の可能性はあるのか、実用化はスタートしているのか、加工性はどうか?
加工性、というのが私は思い浮かばない。 確かに、どんなに硬く頑強な材料を作っても、
加工する術がなかったり、あまりに工費がかさんだら、何も作れないのだ。
その辺まで考えて、材料設計ってやってるんだな~
当たり前と言えば当たり前なのだが、そこまできちんと考えて、研究を組み合わせるとか、
プロジェクトと進めていくことが苦手なのが、日本の科学の限界を作っちゃってるのかなあ、と。
いえ、企業の人たちはそういう目的意識を持って、研究していると思うが・・・・・・・・・・
さて、昔、秘書さんをしてくれていた人と、食事をしてきました。
ご実家の都合で、関東から京都に帰ってしまったけれど、
彼女は仕事がめちゃくちゃ早くて、私が彼女に仕事を頼むことに追われていたのは、内緒です
だって、「次は、何します?」 って、ニコニコされると、
「これお願いします」、っていうレベルまで、自分の仕事を進ませなきゃならないし
親しい友人でもあったので、うちの娘も、彼女にとても懐いていました。
映画に小説に近況報告。友人たちの話。何をしゃべっても楽しい♪
京都駅の周りで待ち合わせて、トマトがとても美味しそうだったお店へ。
ウィンドウに並んだ、トマトに一目ぼれでした。
きゃあ、『東洋亭』 って、老舗なのね、Since 1897 ですってよ。
このトマトサラダの出し方、素敵だなあ。
自宅でもやってみようかな。
(あれ? 後半が消えてる~ というわけで、再入力 @ )
さて、待ち合わせには彼女から 「京都駅の新幹線八条口で会いましょう」 とのメールを貰っていた。
地下鉄烏丸線からのアプローチが一番良いと言って選んでくれたのだが、
時間があったので、京都駅の駅ビルなどをうろついた。 ← これが間違いの元
地下鉄烏丸線からのアプローチが一番良いと言って選んでくれたのだが、
時間があったので、京都駅の駅ビルなどをうろついた。 ← これが間違いの元
で、さて、待ち合わせ時間直前。 八条口って、どこ?
ついでに言うと、私は関西弁が苦手である。
アクセントがほんの少し違うことで、何を言っているか分からないことが多いからだ。
漫才などのお笑いが苦手なのもそれに起因する。
その辺の通行人に、聞いて、相手の言うことがキャッチアップできたためしがない。
(しかし、新幹線中央口の表示しか出てこないって、どーよ)
アクセントがほんの少し違うことで、何を言っているか分からないことが多いからだ。
漫才などのお笑いが苦手なのもそれに起因する。
その辺の通行人に、聞いて、相手の言うことがキャッチアップできたためしがない。
(しかし、新幹線中央口の表示しか出てこないって、どーよ)
待ち合わせ時間も過ぎてしまったので、みどりの窓口に駆け込んだ。
で、はっと、「京都の地名って、読み方違うんじゃ……‥」 思いついた私は、
で、はっと、「京都の地名って、読み方違うんじゃ……‥」 思いついた私は、
携帯の画面を見せて、新幹線八条口の文字を指さし、
「ここに行くには、どうしたらいいですか?」
これなら間違わないよねっ かしこ~い <根拠のない自画自賛
これなら間違わないよねっ かしこ~い <根拠のない自画自賛
・・・・・非常~に、丁寧に教えてくださいました。
明らかに外国人に説明するみたいな、やさしい日本語で
明らかに外国人に説明するみたいな、やさしい日本語で
私は純日本人に見えると思うのですが、そんなに、日本語変だったでしょーか ?
なお、八条口は、普通に はちじょうぐち と読むのだそうです。