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映画鑑賞録 『かもめ食堂』

大阪大学に出張してきておりまして。
昨日より、一段と、紅葉が進んだと思うんですが、どうなんでしょうね 
 
イメージ 1
 
さて、、、、
 
昨夜は、例によって広いバスルームで、文庫本など読んでたのですが (まだ読み終わらない)
ふと気付くと、バスルームからテレビが見れるようになってるじゃないですか~
 
点けっぱなしだったチャンネルで、映画が始まりました。
 
邦画だけど、北欧かなあ~ スウェーデン? もっと田舎っぽいから、ノルウェーフィンランドか。
あ、『かもめ食堂』 だ、多分。
  (結局最後まで、映画名、出ませんでした。読売テレビです  雰囲気がテレビ東京みたい~)
 
 
amazonからストーリー)
     フィンランドヘルシンキ日本食堂を経営しているサチエは、
     図書館で知り合ったミドリを食堂のスタッフに迎える。
     お客は、日本アニメおたくの青年しかいない店にボチボチ人が集まるように。
     悩みをかかえたフィンランド人、荷物が出てこなくなって困っている日本人など、
     個性的なお客さんたちが、かもめ食堂に集まり、
     サチエたちの温かな心がこもった料理でなごやかな気持ちになっていく。
 
ストーリーはあまりない、訥々とした映画でしたが。
北欧の感じ (私の知識だと、アイルランドっぽい、と感じる) と、
地道で田舎者で、世の中に対する文句を言わないヨーロッパの庶民の姿勢を、
そのままトレースして生きているような………
日本にいる日本人では、あまり見かけない主人公の暮らし方が、
(うまくいえませんが) 気持ち良かったです。
 
強いて言えば、日本で考える “ヨーロッパに住む日本人” な気がしないでもなかったです。
少しだけ、古いのかなあ。 
それとも、私が一番親しんでいるドイツとフィンランドの違いなのか、その辺はわかりません。
 
主人公の女たちの背景、
つまりヘルシンキに流れ着いた理由のあれこれを説明することはないんですが、
説明しなくても十分というか、彼らの今を感じてくればいいような、映画の中の余裕を感じました。
想像する部分を、たくさん残しておいてくれているのと、
今をきちんと生きていれば、そこに至った過程はどうでもいいことのような気もする。
 
お風呂に浸かりながら観るには良かったかな。 おにぎりを食べたくなりましたし。
映画館にはいかないかもしれないけれど、観て良かったです