酔っ払いの微量分析
本日の会議。
午前中に一つ会議があって、昼に忘年会みたいな軽食会があって、午後もその続きで。
いつもの東京タワーのそばで、なかなか良い景色だったのだが。
そんな午後のひと時。
「みなさん特集記事のテーマ、考えてきましたか？」
「そう言えば、どこが分析すんの？」
「えっと、日立ハイテクがメイン？ あとはJEOLとかうち （中堅装置メーカー） とか」
「北海道大学の圦本先生のとこに、送ったっていう話も聞きますね。
あの先生が仕切るんじゃないのかな。 ほら、JSTの先端分析の金が、、、、」
あ～ それって私が落とされた奴だ.... 
「リスク分散ですかね？ それとも研究費のばらまきなのか、全国に
」
」「SPRING８にも来るって話」
「で、特集はいつ組むのよ」
「実際の分析は来年の２月からって話だし。それまでは非破壊検査でやってるそうですよ」
「ところではやぶさの持ってきたサンプル、いくつあんの？」
「まだ開けてないチェンバーがあるらしいですよ。すでにミクロンオーダーの塵も出てきてるって」
「おお、それだけあると、分析しがいがありますね～」
「そ～れ～で～、特集記事は？」
「宇宙は、いいよね～ 燃料電池なんて、いかに安くとか、効率とか、目先のものしか考えやしない」
「それこそ、宇宙で使う積層型太陽電池とかは？」
「１０年ごとか２０年後のために、目先の低価格はどがえしして、究極のラボグレードを」
「はっはっは 特集マニアの燃料電池 あるいはオタクの科学」
「いいねえ、応物学会の『いまさら聞けない』シリーズに対抗して」
「だからっ・・・・・・特集記事っ」
すみません座長、私たち、昼に忘年ランチで飲んだビールが・・・・・・・
でも、皆さん口が軽くなってて、いろいろ聞けて面白かったです。
応物学会 今更聞けないシリーズ http://annex.jsap.or.jp/edit/kisokouza/
