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マナーとかそういうこと

外国人ポスドク(非常勤職員みたいな立場の研究者)は、異国にいる家族にプライベート電話をかけるのに、
お休みの日だろうと夜間だろうと、研究所に来て研究所の電話を使う。
研究所の電話は個人に通話料をチャージしない、
うちの場合は文科省から頂いているお金、つまり元をただせば税金から支払ってもらえるからだ。
 
英語であればわかるが、それぞれの母国語だと、電話がオフィシャルなのかプライベートなのか、
周りに人がいたとしても、その語調からしかわからない。
 
研究所のロビーにある電話で海外通話が出来た頃は、
研究所で働く外国人の家族はおろか、友人やそのまた友人、
関係のない異国人たち達まで、研究所に入り込み、私用の電話を掛けまくる事態となった。
 
やがて、ロビーの電話は海外通話ができないようになった。
休日・夜間に研究所に入る場合は、ゲートにIDカードの入退室履歴を残すようになった。
それでも自室の固定電話から、仕事とも思えない長電話をしている連中が多いし、
明らかに家族を伴って入構してくる連中がいるが、いくらかは抑止力になっているだろうか?

   ドイツの研究所では、ノンオフィシャルな海外通話が目に余るので、
   学生やポスドクの部屋からは、オペレータを通さないと海外通話が出来ないようにしてある。
   私が使っている部屋の電話も海外通話制限があるので、
   相方(グループリーダー)やプロフェッサー(ディレクター)の部屋に、
   「電話貸して~」 と、気楽に入室して使うが、ポスドク達はそれもやりにくいだろう。
   ポスドク連中は仕事で海外の装置メーカーに連絡する時でも、オペレータに頼んで繋いでもらう。
   いちいち面倒だが、諦めるしかないのだろう。
 
最近、研究所のトイレに張り紙がされるようになった。
 
イメージ 1
 
                    Please don't take Toilet paper from the WaterCloset room !
 
                               どこまで行くのだろうか? 嘆かわしいことである。
 


カテゴリーの 「アジア」 に他意はない。 特定の国を指しているつもりもない。
日本人の学生が、同じ事をしているのも見ているし。
研究所にいるのは、各国最高学府に通っているか、最高学府の卒業生たちのはずなんだけどね・・・・・・・・・
 
最近、節約番組や節約記事を多く見かけて、
時に、それは犯罪なんではないかと思うようなものがある。
「ご自由にお取りください」 となっているものを大量に集めてくるとか、
スーパーでパック類などを持ち帰るために利用するビニール袋を、大量に貰ってくるとか、
さも、それが賢い方法であるように書かれてあることが多い。
 
無駄遣いをしないこと、使えるものを利用すること……そんな範囲の歯止めが効かないんだろうね、多分。