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天国への昇り方

                                     (話題がパラパラだったので、記事を再編しました)
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ハムスターが死んで塞いでいる子供たちが気にはなったものの、
国際会議の予稿の締め切りで、ついでに、そのためのデータ取りもしなければならなかったので、
金曜日は会社に泊って、夜通しの仕事をすることにした。
12時過ぎまで実験していたから、
共同研究者チェックから戻ってきた原稿を提出したのは、朝の4時だった。
学生じゃあるまいし、自分の年齢を考えると無茶な時間配分をしたものだと思うが、
面白い結果が出たから、今回は良しとする。
                                     そもそも、間に合わないと思っていた実験が間に合ったし。
 
で、翌土曜日。 週末会議があった。 午前一つと、午後一つ。
都内の会議なので自宅から出れば大した時間はかからないのだが、
普段長距離通勤をしている職場からでは、ざっと2時間かかる。   眠い……・ 
                   会議内容、あんまり覚えてません。 委員長さんごめんなさい。 ←最近こればっかだ
 
 
夕方、会議を終えて自宅に戻ったら、ハムスターはもう、庭の片隅に埋められていた。
紫の布を貼った綺麗な箱に、赤いフェルトの布団を敷いて、綿や餌をたくさん置いて、箱ごと埋めたのだそうだ。
お抹茶の日記を見たら、「ハムスターが天国に行けたら良い」 とか、
「生まれ変わったら、またぼくのハムスターになって欲しい」 とか、いろいろ書いてあった。
それでも、空になったケージを見ては溜息をついているので、早々にハムケージを片づけることにした。
 
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ケージを分解して洗って、餌類を密封する。
誰かにあげてもいいけど……‥
 
食事の準備をしていて無意識に、
人参の皮を厚めにむいたり、キャベツの芯を取り分けてから、
食べさせるハムスターがいないことを思い出す。
もう、しばらくはこんな日が続くのだと思う。
せっせと作った乾燥野菜も、まだ沢山あるのに。 
 
ケージに貯め込んでいた餌と、 
お線香 (実は甘い匂いのするアロマお香) をあげようと、
庭のお墓に行ったら、
すぐ隣に、とても綺麗な緑色の小鳥が落ちていた。
ウグイス? 季節が違うような気もするのだけど。
 
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野鳥が落ちているのを見るのは初めてだったから、
どうしてこんなところで死んでしまったのか、考えた。
                         お線香の煙に巻かれたかな?
お抹茶は、ハムちゃんのお墓があったから、
一緒にいれば天国に行けると思ったんだよ、という。
一代前のハムを埋葬した時のことをよく覚えていて、
お線香や蠟燭の煙を追いかけて、魂が天国に昇るのだと言う。
 
お抹茶は、ハムスターのお墓の隣に、ウグイスも埋めた。 
何を食べるのか分からないが、ヒマワリの種で許してもらおう。
 
                      ウグイスのためにも、アロマのお線香を一本。
                              鳥は空を飛べるから、天国に行くのも楽勝かもしれないね。