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雑務のフレーク 都市伝説な事情

年齢的なものもあるのだが、いろんな学会の理事だの幹事だのが回ってくるようになった。
 
いや、年齢的、等とは言っても、ごく一般的な男性の大学教授に比べればかなり早いのかもしれない。
役員に女をメンバーに入れておくことで、リベラルな印象をもたれやすいとか、
意思決定組織に3割以上女を含むこと、なんて、政府が方針を出したことがあった、というのも理由だろう。
私の所属する学会が、世代交代を積極的にしようというしている、のも原因かもしれない。
 
彼らが積極的に役員の若返りを望んでいるのには理由がある。
その学会は、大きな学術学会と意見が合わずに飛び出したメンバーでつくった、というのが発端だそうで、
元の学会と仲たがい (?) した世代は自分たちが早期に引退することで、
二つの学会が一緒に会合を開いたりしたい、と思っているらしい。 素直じゃねえな、とは思う。
似たような専門分野の学会なので、シンポジウムテーマがかぶらないようにやっていたりして、
一見、共闘しているように見えるが、その実、事あるごとにパチパチっとなるのは感じていた。
 
       我々の世代は、それぞれの上司にの言葉の端から、以前あったことの枝葉を聞き、
       それを持ち寄って、昔○○が××で、だから教授と教授は~ という、
       まるで都市伝説のような事実把握をするしかなかったのだ。
 
さて、景気が悪くなれば学会のスポンサーは少なくなる。
(企業系の研究者が少なくないので)、学会参加・出張だって、渋られてしまう。
だったら縮小されたものを二つやって共倒れるより、昔のようにひとまとめに ・・・・・・・なのかな(笑) ←想像
 
何も考えず、個別に、「この学会とこの学会は、自分の興味と専門にあってる」 と
それらの学会に所属した能天気者達である私の世代は、
爺さまたちには、しがらみもなく、純粋に見えるのだろうな。
 
確かにしがらみはないですよ(笑) 
それに、どっちの学会の爺さまたちも、私とっては尊敬すべき偉大な科学者たちだ。
二つの学会を和解させる、という裏のミッションは美しいし、
そのミッションを遂行するのに最適な、帝大の顔見知りたちも、同じ時期に理事になるらしい。
 
        …………とまあ、この手のものは、打診があったらなかなか断れるものでもないのだな 
 
 
 はっ、まさかオープニングトークの格を上げるために、理事に推薦したりしてないよね? ←疑心暗鬼なバカ
 
 
 
                    教訓 : 素直になろう。