大げさに批難しているように思えるかもしれませんが
お抹茶BOYの学校公開に行ってきました。
彼のクラスの担任は、教師歴4年目で、常に小学校2年生の担任、
クラス担任になった初日、騒いでいた子たちにブチ切れ、教卓をけっ飛ばして倒した人です。
お抹茶からそれを聞き、隣のクラスに比べて大人しいクラスだったはずなのに、どうしてかな、と驚いていたら、
学童クラブの先生方曰く、「あの先生は、ねえ………○○くんたち(←お抹茶の名)大変だと思うけど」
・・・・・・・・え? と、はじめから不安材料の山だったのですが………
授業中、若い男の先生だからなのか、生徒にウケよう、笑わせようと必死です。
でも、何度もチョークを床に落として、オーバーアクションで困って見せたり、
黒板に紙を貼るためのマグネットを探して、教卓の周りを走り回って見せるのは、時間の無駄だと思います。
生徒に考えさせる時間が短くなります。 でも、生徒がささっと挙手しないと、先生はイライラしています。
挙手を指名した生徒が正解を出さないと、露骨に目が泳いで、不機嫌になってしまいます。
分かります、間違いの答えを聞いている時間の余裕はないですから。
笑いをとる必要はないのだから、授業を進めるのに専念してくれればいいのに、と思います。
道徳の授業だったから、授業の最後には、一番大事な結論に導かなきゃならなかったのに、
(「他人に親切にしましょう、相手の事を考えて親切を選びましょう」というのが結論)
とてもとても終わらずに、授業終了のチャイムが鳴っちゃいました。
チャイムが鳴ると、お隣のクラスや、他のクラスの子が教室を飛び出していきます。
それを、教室の中から、「うるさい! しずかにしろ!」 と、怒鳴りつけるのはなんか変です。休み時間なんだし。
休み時間なので、放送で会場変更の連絡みたいなのが入ります。
「PTAの方は講習会の会場は・・・・・・・云々」
それに対して舌打ちするのも、すごく変です。 授業を見ている父兄はドン引きです。
教材で配った読本を回収するのを忘れていて、終業の礼をしてから、後ろの席の生徒に集めさせたから、
生徒の動線が確保できずにが右往左往になりました。
学校公開の時には一日4コマすべて公開されているので、どれかひとコマだけ見学しても、全部でも良くて、
お抹茶BOYの小学校だと、それが月に一度づつあります。
私は何度か見に行っていますが、担任教師が最後まで授業を終わらせたのを見たことがありません。
担任教師にとっては気の毒なことに、隣のクラスも同じ授業をしてます。
進み具合や教え方など、父兄は隣をのぞいて、授業の様子をなんとなく比較します。
夫婦で見学に来ていたお父さんが、廊下で奥さんに向かって、「こっちの授業見てみろよ、教え方、うまいぞ」
教室のドアは開放されているから、先生がたにも聞こえたかもしれませんね。
お隣の年配の先生は、今年来たばかりだけれど、生徒は挙手しまくって大きな声で意見を述べてました。
生徒が声を出す所と、ピタッと静まって先生の声が通るところと、はっきりしています。
休み時間に、すぐさま飛び出してきて、お抹茶の担任に怒鳴られたのはこのクラスだから、
授業もちゃんと終わってたわけですよね。
本来なら、学校に伝えていくべきなのでしょうけれど、これまで授業のやり方が直らなかった人が、
ここで何か言われて良い先生に代わるとは思えません。
それなら変に警戒されたり、恨まれたりして、子供に何かされるよりは、と、黙ってしまうケースが多いようです。
悪循環ですが、私も彼には何を言っても無駄だろうな、と、思ってしまっています。
仕事なら行動を起こしますが、プライベートで、しかも子供が関わっているとやり過ごしてしまいますね。
良くない事ですが、「私と、私の子供が人柱になりますっ」 とは、言えません。
せめて、校長先生が指導するか(でも、前の校長先生すごくいい人だったけど、それでもダメだったんだよな)
彼の授業をちょっとの間肩代わりして、隣のクラスの授業を見る機会を、
誰かが与えてあげればいいのに、と、思います。
(授業の採点をして回っている人がいたので、それを半分にしてもいいから、
授業を単に評価するのではなく、授業を良くする努力をすればいいのに、と。)
去年までって、こんなに不満なったかなあ。
公立の学校は~ なんて思いながらも、校長先生や担任の先生、良かったと思ってたはずなんだけど、
と、以前の学校公開の日の記録を見て見ました。 (こういう時、日記があると便利なわけですねw)
---お抹茶BOYが小学校1年生の時の学校公開---
(前略)
今回見学したは国語の授業で、 「金の斧、銀の斧」 のお話でした。
木こりが湖に自分の斧を落として、拾ってきた女神に、金、銀などいろんな材質の斧を見せられて、
木こりが “正直に” 自分の斧は古い鉄の斧だと答えたら、全部もらえた、という話なのだが。
「どうして、女神は、斧を全部、木こりにあげたのでしょう?」、という質問に、
「木こりが、嘘をつかなかったからですっ」 ……は、いいとして、
「女神は斧を使わないからですっ」 ……そりゃあそうだけど
「他の木こりが落とした斧を、いっぱい持っていたから」 ……確かにウソつき木こりには返さなかったけどさ
「金の斧は柔らかくて、木が切れないからです」 ……お~い (涙)
小学生の発想って、エキサイティングなのね。
見学授業だと、正解はわかっていても、子どもたちは発言がしたくて、
他の子がまだ言っていないことを一生懸命考えるのだとか。
「案外、そうやって考えるのも大切なんですよ」 と、先生は笑って親たちに言ってらしたが、
先生、お疲れ様ですっ
様々な意見 (明らかに他にも、他にも、と考えた) が出たにもかかわらず、
樵が真面目に働いていたし、正直だったから、という結論に子供たちの考えを誘導するテクニックに、
さすが小学校の先生だなあ、と、感心しまくりだったように記憶してます。
----お抹茶BOY、1年の終わりの学校公開----
昨日は朝の 『図工』 の授業をちょっとだけ眺めて、出勤し今日も 『昔遊び』 の授業を見せてもらいました。
机を4,5脚ずつ並べてテーブルをいくつか作り、その上に、それぞれお手玉や、カルタ、あや取りの紐、
おはじき、等があるのですが、10分くらいずつ、それぞれのテーブルをまわって玩具を使って遊んでいきます。
流行ったことがあるらしく、コマ (紐を巻いて回すタイプ) では上手に遊んでましたが、
お手玉は、とても、とても難しいらしい・・・・・・・・・・・・
スライディングをして取ってみたり、キャッチボール状態になったり、ヘディングをしたり。 サッカーですか ww
隣のクラスが、音楽の移動教室でいないので、心おきなく大騒ぎが出来るようですし。
参観に来ている、お父さんやお母さんが、遊び方を教えられるので、こういう時ならではの、楽しい授業でした。
小学校1年生ならではですね。
---1年生の終わり---
カナダの出張にくっついてきた時、お抹茶BOYは、毎日ホテルで日記を書いた。
他愛のないものだったが、一週間ほど学校を休んで同行させたので、宿題がわりに小学校に提出させた。
担任の先生は、とても丁寧なお手紙を書いて褒めてくれて、お抹茶は有頂天になった。
そののち、学校から時々(毎日ではない) 「日記を書きましょう」 と宿題が出るようになり、
お抹茶は、毎日連絡帳に日記をつけるようになった。
乗り気な時は何ページも書いてしまうが、寝る前や翌日学校に行く前に、1,2行書く時もある。
毎回、先生はコメントを返してくれている。
クラスが23人の少人数だからできるのだろうがとてもありがたいと思っている。
最近のお抹茶は日記をつける事に慣れたのか、良くない事、悲しい事も書いていて、
それが子どもたちから先生にも伝わるし、先生もそれらに応えてくれているので、安心だ。
「今日はハムスターが死んでしまいました」
「休み時間に友だちがサッカーをしていたのに、ぼくはまぜてもらえなくて悲しかったです」
「学童クラブで3年生の子が・・・・・・・・」
「今日はみんなで仲良く遊べるといいね。またまぜてもらえなかったら先生に教えてね」
「きっと天国で喜んでいるよ」
これは、伝えるための日記かなあ、と、思わないでもない。 ちょっとブログと似ていたり。
私は先週から多忙で、連日、帰宅が12時を過ぎている。 (中略) お抹茶の寝顔を見て、彼の日記を見る。
その日あった楽しかった事や、嫌だった事が書かれている。それを読んで、少し安心する。
別の学校に移られたこの先生から、夏休みに送っていただいたハガキにも、
「毎日、日記を書いているのかな」と、ありました
現在の担任の先生は、コメントをつけるのが苦手だそうです。
彼は4月の懇談会の時、「日記、出されると、困っちゃうんだよね、1年生じゃないんだし」、と、口走って、
5年生に子供のいる父兄から、「上の子は5年生だけど、毎日コメント貰ってますよ」と、返り討にあってました。
得意不得意はあって構いません。 せめて、努力しようよ・・・・・・・・・ 向上心、持とうよ、と、思う。
見学しに行った日によって、盛んに出てくるギャグが違うから、ウケるための研究はしてるんだと思う、
でも、売れないお笑い芸人じゃなくて、学校の先生、目指してよ。
笑ってもらえなかったからって、露骨に不機嫌になったり、繰り返したりすんの、やめようよ。
直接言う気のないことを、ブログに書いてもしょうがないんですけどね。
そういうわけで、学校見学行くたびに、今年はストレスが溜まりまくりなんですが、
塾の先生や学童クラブの先生、他の父兄の方たちから、
「なるべく大勢で、見張っている、と分からせておいた方がいい」 というので、
無言のプレッシャーをかけに行ってます。
何か、改善できるようなシステムはないのかなあ、と、ちょっと公私混同に文科省的仕事脳で。