ローテーション
雨の日の東京大学に行ってきました。 相変わらず、外から見るとお寺みたいな。
新しく、学会の役員になることが決まったので、その顔合わせです。
同時に役員に指名された仲の良い友人たちを除けば、おじい様たちなので、
大人しそう、かつ若めのメイクにしました
最近、学会は法人化されているところが多いので、予算の執行や、その報告等がとても大変です。
理事会への出席者(出席者の人数)や、総会成立の条件、総会での報告など、
株式会社や、株主総会と同じようなものだと考えなさい、と税理士さん(?)から説明がありました。
毎年、国際会議に日本を誘致して、その実働をすることで、ある程度の収入を得ているのだけど、
ほえ~ 私が国際会議のスタッフになってた時は、そんなの知らなかったよ .
参加人数が150人超えるあたりで、補助金だのなんだの出てくるよーです。
あ、そうか、物理学会や応物学会経由で補助してもらってたから、
彼らがやってくれてたのかも。
う~ん、私、こんな中でやっていけるのかしら?
研究成果発表の支援の科研費を、何年も連続して当てていて、今年失敗したから、原因を分析しよう、って。
審査員が、「何年も続けてここに出しちゃったから、休ませよう」 って考えただけじゃないかな?
私レベルだと真面目に研究してても、普通の研究者だと2~3年空きで採択されるくらいだと思ってたんだけど。
どうやったら、そんなに採択されやすい申請書をかけるのか、興味津々だったりします。
お年寄りで我がままでも、仕事のできる先生方、機械的な発言を聞いていても、勉強になることがたくさん。
う~ん、私、こんな中でやっていけるのかしら? again
その中の一つ。
学会で、若手の研究者に奨励賞とか、(会議の発表に対して)学会賞を出しているんだけど、
その受賞者を、文部科学大臣賞や、JSPSの育志賞に学会推薦しよう、と言う話が出ました。
学会推薦をしてください、という依頼は今までも来ていたけれど、
そこでポン、と選べるわけでもないし、そうすると、自分の研究室の学生を推薦できる先生が、
学会経由で推薦するくらいしかなくなって、公平性が保てなくなる。
だから、学会でもともと選考委員がいて、きちんと下審査基準で審査した人を流用しよう、
自分たちの分野から、文部科学大臣賞が出て、その人を先に評価していたということになれば、
学会の格も上がる……
よく考えるなあ、上手い手だなあ、と、思ったのですが。
学生の側から見ると、特定の人ばかりが、いくつも賞を貰うことになるんですよね。
一つの審査で、何回分にもなってしまうという
それが公平であるかどうか、きちんと考えなければいけないかも、とも思いました。
科学研究費も、学会賞などの受賞も、適度にローテーションするのが良いように思います……
自分が採択されたいのは山々だけど、ね
私が仕事をしている間に、お抹茶BOYと夫は映画を見に行っていたようです。
去年の(ロストシップだっけ?)に比べて、なかなかおもしろかったようです。
私はと言えば…… お買い物中に あら♪
ミドリン (ミドリガメことミシシッピアカミミガメ)
の餌発見。
最近、レプトミンの安売りを見かけるような気がします。
カメブームなのかしら?
テトラレプトミン 220g
定価 2,100円 安売り価格 1,880円
テトラレプトミン 65g
定価 580円 安売り価格 398円
どう計算しても、小分けの方が安い気がするんだけど………
あーーーそうそう、カメさんの餌も、適度にローテーションしたほうがいいのかもね。
今日はエビを食べさせたそうなので、明日は鶏肉の日です。 ←週末だけ、生餌 (いきえ、って読まないでね)