ブログ引越し検討中 (仮住まい)

yahooブログからの引越しを検討中です。現在テスト使用中。

埋まる……

さっきも電車の中でちょろっと書いたが、仕事に埋まってます。  (写真は既出だけど、砂に埋まるハムちゃん)
 
今週は、メールの返信を書くそばから、  イメージ 1
処理した以上のメールが着信するという状態で、
実験装置のガスラインを組み替えようと、
実験用の服装で出勤してきているのに、
ラボに行く暇さえ見つからない。
 
メールの処理に関しては、
やり手の秘書さんがいた時は、パスワードを預け、
○○学会関連のメンバーからのメールは、
開封して処理しておいて、と頼めたのだが、
今の秘書さんは日が浅いし、そもそも職種(?)が違う。
だいだい、メールのパスワードと、
共有装置利用等のアクセスのパスワードとが
自動的に共有になってしまったので、
メールのパスワードを教えるのは禁止になってしまった。
 
 (……でも、えらい人達はやってるみたいだけどね
 
それでも今日は、実験室に逃亡して、
今月中に実験をやりたかった水素ガスのラインを確保した。 何気にストレス解消。
ただし、オフィスに戻ってメーラーを確認した時、ぐったりしたのは言うまでもない。
 

 
そんな折、地元の花火大会がありました。
 
最寄駅が複数あって、花火客が分散されるのは、地下鉄網の拡がる東京ならではだと思うだが、
毎年、週のど真ん中の平日に花火大会を行うのも、多分下町ならではの度胸だろう。 
警察官などもとても慣れていて、駅の周りの人の動線を確保するのにロープを張って警備するので、
まあ、どんなに混雑していても、事故などは聞かない。
とはいえ、そのロープのおかげで、右に出ればすぐなのに、大きく左の道を回らなければならなかったりする。
私はと言えば、大周りさせられたので、いっそ乗り換えないで、「全部歩くか~」、という気になった。
   (もともと、最寄駅(徒歩10分)から、もっと家に近い最寄駅(徒歩8分)に向うのに乗り換えている様な感じ)
おりしも花火終了1時間後、歩道からあふれだした花火客が、路上に出てしまい、
一時的に交通規制も行われていたりした。 
 
人ごみの中に、お抹茶BOYより一回り小さい子ども(眠っている)を抱っこして、
バッグの中で鳴っている携帯に出られずに、焦りまくっている女性がいた。
寝ぼけた子どもを、横に降ろしたのだが、子供はふにゃふにゃして転びそうだ。
見かねて、 「あ、私、お子さんのこと、支えてますよ」 と、手を出すと、
お母さんは、 「ありがとうございますっ」  何やらとても丁寧な人だ。
 
それにうちの子もそうだが、お母さんにはふにゃふにゃしていても、
他の人に手を繋がれると、ぴしっとする子も多い。
ちょっと聞いてみたら、まだ幼稚園だそうた。眠そうだけど、頑張っている。 
 
残念ながら、電話は切れてしまって、掛け直しても繋がらないようだ。
「こっちのわき道に行くと、少し回り、すいてますよ」 というと、女性と子どもは一緒についてきた。
 
    「連れがロープをくぐって、駅に入って行っちゃったので、ついていこうとしたんですけど、
                                       おまわりさんたちに止めらて」
 
まあ、そうだろうな、とは、思う。下町のお巡りさんは、東京者だから言葉こそ丁寧だけど…… 強気だ。
 
やっとつながった電話で、通話の相手には、「先に帰る」 と言われてしまったようだ。
電話が終わったお母さんに、子供はまた抱っこされてしまった。
9時半過ぎだ。眠いよね。
 
   「えーーーーと、裏道を通って、10分くらい歩くと、隣の駅に行くバス停がありますけど
    この辺の花火関係の駅とは連絡していないので、こっちのバスは混んでないと思いますよ。
    お子さん抱っこしてこの混雑で、この駅に入ってくのは大変でしょ」
 
「じゃあ、教えていただけますか?」
 
   「ええ。 どうせ私、帰り道なんで。 
    バスで隣駅まで行っても電車はそれなりに混んでるでしょうけど、ここよりは良いと思います」
  
この辺の花火大会は初めてだそうで、しばらく花火の話などしつつ歩きながら、
お巡りさんを振り切ってロープをくぐって行っちゃったあげく、
子どもと母親を置き去りにして、「先に帰る」 という男に、少々呆れていたので、
 
    「それにしても、ひどいですね、お子さんまで置いていっちゃうなんて」
  (私は無意識に、彼女達を置いていったのが彼氏あるいは子どものお父さんだと思っていたようだ)
 
 「ええ。でも、私の子ですから」
 
     「え…………… 私の子って、それは私だけの子で一緒にいた旦那(←言ってないだろ)の子じゃないっていう意味
              なんだ ろうか、そういえばこの人大人しそうで上品そうなのに、連れはお巡りさん振り切って、ロープ潜っていくような
              DQNなわけだしな。できちゃった結婚とかかなあ……確かにカップルの組み合わせとしてピンとこないよね、いやいや、
              でも、初対面の人にそんな踏み込んだ話題にするのもなあ (この間数秒の沈黙) 
      ……………バス停、すぐそこです
 
何度も頭を下げる女性を見送りながら、世の中いろいろあるんだろうな、と思った花火の夜でした。
 
イメージ 2
 
なお、お抹茶BOYは、サマータイムで帰宅が早かった夫に連れられて、しっかり花火を見に行ったそうです。
夏休みの娘も、友達と一緒に見に行ったとかで、買ってきた焼きそばを食べてました。
今年も、いけなかったのは私だけのようです。
              ふう。
              でも、見に行けなかったと言ったら、抹茶が自分で撮った写真を見せてくれました。