（クレフェルド）地元の名士のパーティに紛れ込みました
マニアックすぎるミーティングの時は、限定記事にしてるんですけどね（笑）
クレフェルドはテキスタイルの街だ。
テキスタイルが全盛期だった100年くらい前まで、栄えてたんだそうだ。
当時の建物は、とてもきらびやか。今でも、何気にファッションの街みたいだ。
今や街の名士となってしまった元同僚が、ファッションショーのガラディナーに招待する、と言う。
（ここの街では、大学教授は名士にあたるらしい）
ドレスコードはブラックスーツだけど、普通のスーツでもシルクのものを身につけているとOKだから、と言って、
シルクのスカーフをプレゼントされた。男性達もネクタイを貰っていた。
（友達だから、喜んで受け取ったけど、お礼がちょっと大変っぽい
）
） 大学で、けっこうシビアな研究会とディスカッションを終わらせて、ホテルに着替えに戻った時には
街中がファッションショーになっていた。
招待客たちは、会場までレッドカーペットを進んで入場する事になっていて、
スーツやドレスでそこに並ぶと、周囲の（ほぼ普段着の）街の人たちが観客状態となり、
「あそこにいるのが市長で……サッカー選手の○○が……」などなど、ささやいているのが聞こえた。
レッドカーペット側に、アジア人の私が紛れ込んでいいのか、と、少し悩む。
まあ、一人一人招待状を貰っているので、いいのだろう
学生デザイナーのコンペがあって、そのあと、有名デザイナーのショーがあって、
テレビによく出ているという女性が司会をしていて、
元同僚は、市長がいるから挨拶してくる、だの、銀行の頭取だ、だの、忙しそうに動き回ってた。
相方は、あまりファッションに興味がないようで、機能的じゃないだのなんだの文句を言っていたが、
ガラーディナーでありながら、意外に気取っていない感じで、
街のサイズがちょうどいいんだろうな、と思いながら見ていた。
写真はたくさん撮ったので、まだ足すかもしれないけれど、
