（トゥールーズ）モーニングマーケットとガーゴイルたち

今日からレジストレーションとプレセッションがあったのだが、

日曜午前中はお休みにするのは先週の国際会議と同様らしく、

そういうわけで、午前中は、モーニングマーケットなどを見て回った。

 

 

 

わくわくするくらい、果物がたくさん。新鮮そうな野菜もたくさん。

 

 

トゥールーズには、北アフリカ出身者が約8万人暮らしている。

チュニジア、アルジェリア、モロッコ、レバノン、トルコ………イスラムみたいなヴェールもよく見かける。

 

 

目が合うと、買う意思がなさそうにしていても、ぱっと笑いかけてくる。

 

 

安いなあ………

 

 

それほど時間があるわけではないので、

ジャコバン修道院のガーゴイルなど見上げながら、

オーギュスタン美術館を見てみてこようと、15分くらい歩く。

 

 

トゥールーズがバラの街、と言われるのは、このレンガの色のせいだそうだが、

ピンクの煉瓦で作られたガーゴイルは、妙に獣っぽい。

そういえば、チェコに行った時も、いたるところにガーゴイルが飛び出していて、

なんだか上から見張られているような気がしたのだ。

 

オーギュスタン美術館　　http://www.ovninavi.com/698_sp3_2

 

美術館到着。　「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

いや、別に、良く見ると可愛いのもいるからいいんだけどさ。

犬っぽいのとか猿っぽいのとか、竜っぽいのとか、羽のついてるのとか。　気が良さそうなのとか。

 

もともと、修道院だった所を改修して、美術館にしたらしく、ドラクロワなんかの絵画の他に、

ロマネスク時代の建築物のかけらなどが展示されていた。

常展示だけなら、無料。　なんかフェアをやってたのかな、今日は。

 

 

ちょっと先にも教会があったので、そちらにも回る。

サンテティエンヌ大聖堂。

 

 

ここもとにかく天井が高くて、ステンドグラスがきらびやか。

 

 

ドイツからスイスに散らばるシャガールのステンドグラスに比べると、

とてもまじめで普通だけれど、バラ色の煉瓦と相まって、とても綺麗でした。

知った顔に、何人も会いましたが、

学会のレセプションの方は、可もなく、不可もなく。

同じナノでも、工業系より物理系の方が興味があるんだろうな、私は。