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過去の自分へのメッセージ

まず下記URLをご覧下さい。
過去の自分へメッセージを送る、感動的な文字動画が見られます。 
って………これをパクって来た元記事(トラックバックしている方の記事ね)のノリは、
ぜんぜん違うわけですが。 http://blogs.yahoo.co.jp/yamatototomoniaru/14280638.html
 
うん、私が過去の自分にメッセージを送るとしたら、こっちのノリかな、
いや、後悔していることもたくさんあるから、真ん中くらいになるのかなあ。
恋愛したり、就職したあたりになると、なんとなくまだ生々しいから、
子どもの頃の自分に宛ててメッセージを送ることにしよう。
 

過去の自分へのメッセージ 
 
生まれたばかりの君へ
 
…………・まだ、何を言ってもわからないだろうから、やめておく。 
一つだけ伝えるなら、夜は泣かないで眠るように。 
「夜泣きばかりして手のかかる子だった」 と、大学生になってまで言われるんだぞ。
 
 
2歳の君へ
 
お母さん&お父さんと一緒に、犬を買いに行ったね。
お母さんは他の犬が気に入っていたらしいんだけど、君は茶色いアイヌ犬が気に入っちゃうんだ。
くれぐれも、その犬を死守するように。 
将来、その犬は、網戸を突き破ってベランダに頭から落ちた君を、身を呈して守ってくれるんだ。
君は奴のフワフワのボディで受け止められて、ほんのちょっとのすり傷で済むんだ。
ペットショップで君が茶色、茶色、と繰り返したせいで、名前は “茶々” になっちゃうんだけどさ。
 
それから、茶々と前後して、弟が来る。
茶々が大好きな君も弟は気に入らなくて、戸棚に隠してまわりの大人にひどく叱られたりするんだけど、
まあ、弟は覚えてないから、安心していいよ。
 
 
3歳の君へ
 
君とお母さんと弟は、お父さんの海外赴任について、シドニーっていう街にいくんだ。
トラブルもなくはないけど、ちゃんと話しあえばすべてうまくいく。
あ――――お父さんやお母さんと話す時は、少しは日本語も使っておいたほうがいいかな。
すっかり忘れちゃって、あとで苦労するから。
 
 
10歳の君へ
 
実は君のお父さんは、別の会社に移ろうかどうしようか考えてるんだ。
シドニーの学校はとても居心地が良くて楽しかったけど、
君のお母さんはおばあちゃんに会いたくて、君もおばあちゃんに会いたくて、それから茶々にも会いたくて、
お父さんに、日本に帰ることを勧めるんだけど……… 
それは、やめておいた方がいいんじゃないかな。
だって日本での君は、先生やクラスの子たちに、徹底的にいじめられるんだ。
おばあちゃんには一時帰国でだって会うチャンスはいっぱいあるし、
それに茶々はもう死んじゃってるんだよ………
 
 
11歳の君へ
 
相変わらず、クラスでは苛められていることだと思う。
いじめの首謀者が担任教師だから、まあ無駄な抵抗はやめたほうがいい。
でも、一番君をいたぶった子には、転校した先の中学で復讐のチャンスがあるから、待っているといい。
 
それから、君はこの頃、日本人が黄色人種であることを知って、大泣きするくらいショックを受けたんだよね、
だって、シドニーにいるときの君は移民の黄色人種の子を、地元の子と一緒になっていじめていたから。
でもね、それは誰にも知られない方が良かったんだよ。
お母さんは日本人であることに誇りを持っているから、君の悲しみがわからないどころか、叱りつけるんだ。
それで、日本語が喋れなくて無口だった君は、もっと喋らない子になってしまうんだけど……
まあ、将来たいした影響はないから、しばらく耐えとけ。
 
 
15歳の君へ
 
登校拒否して絵ばかり描いていた君は、成績だけは良くて、でも反抗的で先生たちを困らせていたね。
久しぶりに行った学校で、君を苛めていた子に会って、君は一言で相手も登校拒否にさせてしまうんだ。
しかも君は、それを家庭訪問に来た先生に言われるまで知らなかったんだよね。
そのあとも、たま~に登校してはトラブルを起こすから、先生にまで、「もう来るな」 って言われちゃうんだ。
 
でも、まあ、それはいいよ。
君が将来心残りになるのは、唯一優しくしてくれていた女の子に、お別れも言えなかったってことなんだ。
卒業式くらい、きちんと出席するほうが良いんじゃないかなあ。
 
君は誰の言葉も聞かないだろうけどね。
 
 
18歳の君へ
 
高校に入っても、毎日絵ばかり描いていたくせに、大学は理学部にするんだよね。
それも第一志望の大学じゃなかったから、君はずいぶん悩むんだけど、
大学、やめちゃダメだよ。 他の学校に行ってもダメだ。
だって、そこでの出会いと知識は、君の一生の仕事につながる。
少なくとも仕事の方は30年くらい続く。教授たちとの付き合いも、ずうっと続く。
 
それにそこで君は、遅ればせながらはじめて、親友って呼べる人を見つけるんだ。
彼女と君は性格は正反対で、でも、10年後くらいに君が結婚する相手は彼女みたいにのんびりした性格で、
彼女の結婚相手は短気で要領良くて、君の男性版みたいなんだ。
教えてあげよう、何十年もたって自分の子供が、高校生や大学生になっても、彼女とは仲良しなんだよ。
 
18歳の君はそんなことは知る由もなくて、付属高校からきた彼女に、面倒をかけてばかりいたんだけどね。
 
 

 
他にも○○先生に謝るようにとか、
××さんを苛めない方がいいとか、
△△くんにも謝罪しとけとか
(それにしても謝る系が多いな)
 
少しは日本地理を覚えておけとか、
NTT株買っておけとか、
その番組録画しておいてとか、
その時車と接触事故起こしてできた傷は、30年たっても消えないから、飛び出すな、とか、
 
言いたいことは山ほどあるけど、
 
まあ、好きなようにやっていいよ、
と思えるのは、
今、それなりに満足しているから、かもしれない。
 
 
 
 さいごに、
ダルクさん、面白い企画をありがとう  
 
 
ねえ、これって企画記事なの?