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(京都)なんだか懐かしい

光関連の国際会議に来ている。
 
学生時代、指導教授の方針で、光学は英語のテキストで勉強していた。
    (教授も日本語のテキストを書いていたんだから、そっちを使わせてくれりゃいいじゃん、
     と、時々ぶーたれる学生もいたが)
アメリカで行われた国際会議で、テキストの著者に質問されて感動したのは、修士課程のときだ。
ずうずうしくも私は、
 
    「一緒に写真を撮ってください」 
 
と、芸能人と会ったような態度に出た。
その人は、笑いながら、自分の学生に私のカメラを渡し、笑顔で隣に写ってくれた。
 
 
就職して、ほんの少し分野が変わったので、長い間会うことはなかった。
すでに現場はリタイアなさっているので、今回、チュートリアルのようなご講演をなさっていた。
日本にいらっしゃるのは、本当に珍しい。
 
日本で行われている国際会議なのに、日本人は少ない。
特に、日本人学生は少なく、中国人・韓国人の学生が大挙してやってきている。
 
  大学院の学生は、本心はどう思っているのか知らないが、とても元気で、学問的にもしっかりしていて、
  日本を楽しんでいるように見える。
  反日感情とか強いんじゃないの? と、聞いたら、
  良いところに就職が決まらないと、日本人のせいにする人がいる、と、答えた。 笑えない
 
  そういや、某韓国企業が、博士学生を採用するのに、日本人を優先してたような。
  そんなことも若手が反日感情を芽生えさせる理由の一つにあるのかな。
  ドイツや日本でポスドクを探した経験上、なんとなく(日本人優先の理由も)わかる気がする。
  やる気や、向上心や、自己顕示欲と知識のバランスが、きっと日本人の方が使いやすいんだろうな。
  
私が学生の時は、日本の経済状態がどんどん良くなって、
何処の国際会議に行っても、日本人の姿を見はじめるようになった頃だ。
一方米国の大学では、大学院に来るのは、中国系の女の子ばかり、と、教授たちが嘆いてらした頃だ。
 
 
世の中、ずいぶん変わっちゃったなあ………
 

 
          会場である京都リサーチパークの近く。
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福知山に、亀岡………どっちも大きな事故のおかげで覚えた地名ってのは、
なんだか申し訳ないような気がする。