ミシシッピ川もリオグランデ川も遠いのですが
何日か前、ミシシッピアカミミガメのオスであると思われるコミドリンが、色あせた、と書いた。
先ほど、電車が遅れている間に、PCに入っていたコミドリンの画像を拾い出して、並べてみた。
ミドリン(昔からいた大きい♀)に比べて、コミドリンはついでのように写真に写っていることが多いので、
適当に引き延ばしてみたのだが………
公園で釣りあげてきたときは、幾分暗い緑色程度だった………
約1年かけてだんだん黒くなり、以前からいたミドリンと似たような色合いになった。
ところが、8月後半に屋外のカメ水槽に出したところ、
途端に、色が抜けて黄緑色に。
甲羅の縁が目立つようになり、
爪が伸びて、しっぽも長くなって、あっという間に♂亀になった。
でも、赤ちゃん亀みたいな黄緑色。
その後、寒くなったので再び屋内の水槽に移動したものの
色は黒く戻らず、黄緑系のまま。
公園で捕まえた直後よりも、ずっと黄色っぽくなっていた。
そして一冬、屋内の水槽にいたのだが……
新年度になったあたりから、急激に緑色が濃くなって、エメラルドのような深い緑色に。
この色のままだといいな、と思いつつ、
今年も夏場は外の水槽にしようと屋外に出した。
そして、先日の色。
…………また、全体的に白くなって、甲羅の端の色が浮き上がってきた。
せっかくいい色だったのに~
いや、まあ、去年も厳密にいうと黄色くなる前に一瞬白っぽくなって、
毎日少しずつフローさせている水道水中の塩素の影響かと、
テトラコントラコロライン(カルキ抜き)を入れたりしていたのだ。
よく考えれば、コミドリンの色が変わったからと言って、
ミドリンがそのままの色なのに、水質の影響である可能性は、かなり低かったのだが。
写真の色味については、多少は日差しや明るさの影響もあると思うが、
甲羅の色がどんどん変わっているのは確かなようである。
深緑>黒>黄緑>緑>白緑 の順。
亀ブログやいろんな方の情報によると、同じアカミミガメでも亜種が山ほどいて、
たとえば、ミシシッピアカミミガメと双璧をなすリオグランデアカミミガメは
大きくなっても、緑色のままだという………
コミドリン、いろんな血が混じっているのかなぁ。
(一方、今年6歳になるミドリンの方は、順当に飴色っぽい黒に変わっている。)
(たぶん、ミドリンの変わり方が、一般的なミシシッピアカミミガメの色遷移なんだろうな。)
追記
お腹の写真もありました。2012年の12月のお腹甲羅。
左から、 ミドリン コミドリン キミドリン です。