嗚呼 赤ペン先生っ
この間書いた論文の、Authors Proof (ゲラになった後の著者校正) が来た。
英国人と、ドイツ人と、日本人が書いた論文である。
英語は英国人にチェックして直してもらっていることだし、
筆頭著者である私と、メインライターである日本人一人、ドイツ人一人が流し読んで、
「まあ、特にミスはないよね」、と送り返そうとした。
虫の知らせだったのか、送り返す前に、語学が得意だと聞いていた秘書さん(日本人)に、
(いまさら気づきにくい我々よりチェック要員として適しているのではないかと)、転送した。
・三人称現在形の 動詞語尾の “s”
・実験条件やサンプルについての単数複数形の一致
・形容詞と副詞(?)の使い分け
・タイピングミスの発見
………秘書さん、10個以上のミスを見つけてくれました
しかし、博士研究者がよってたかって、ここまで気づかなかったって、どーよ。 もっとも、かつての論文で、
Our EYES are Fushiana. What's Fushiana? なんてやり取りをしたことがあったとかなかったとか。<<前科者たち
秘書さんに前職を聞いたら、 「いわゆる赤ペン先生をやってました、英語担当で」 だそうです。
日本の英語教育って、すげえ、と思った一瞬でした。
こ、、これからもよろしくお願いしますっ