同僚が亡くなりました
同僚が亡くなりました。
何年か前に一度、ガンの手術をしたという話や、
抗がん剤のせいで湿疹ができる、などという話は聞いた事もありましたが、
職場で顔を見かけていたし、仕事も滞りなく進んでいたので、重病である事を知りませんでした。
有給休暇や特別休暇の範囲ではすまなくなりそうなので休職にするか、
いや、でも、仕事は自宅からしているわけだし、などと、彼のグループ内部では相談をしていたそうです。
一時的に退院していて、ご自宅で、あっという間だったのだそうです。
ホスピスを探していた、という話は、亡くなった後に聞きました。
年金の受給資格期間は25年です。
博士号を持っていることが採用条件である理系研究所の職員や、大学のスタッフは、
博士取得の平均年齢である28~30まで、仕事をはじめられません。
そこから数えると、つまり、53~55過ぎですね。
私たちはまだ、その年齢に達していません。
彼には、高校生と大学生のお子さんがいるそうです。
遺族年金の制度は複雑で、私たちにはわからないので、担当部署の人が調べてくれているようですが。
何か、やりきれないです。