昔の映画鑑賞録 『ファイナルディスティネーション』
Man Responsible For Olympic Ring Mishap Found Dead In Sochi
「ソチ五輪の開会式で五輪表示を担当した男性が死亡していました。
複数のナイフの上にすべって転んで死亡したと判断され、
犯罪性はないとして事故死として扱われることになりました。」
蜃気楼氏のところで、こんなのを見つけた。 ま、虚構新聞発のネタ記事なんだけども。
「ナイフの上に滑って転んで死亡って、そんな 『Final Destination』 みたいなっ」
そういうわけで、思い出した、昔の映画鑑賞録。
いつ観たんだか、一番初めに観たのはいつだったか、
シリーズもののホラー映画は記憶を引っ張り出すのがなかなか困難だ。
『FINAL (最終) DESTINATION (目的地)』 http://www.wbshop.com/product/code/1000046015.do
生きた人間の最終的な運命といったら、なんだかんだ言っても、最後は 『死』 なわけで。
ホラー映画としてはとても珍しく、大きな事故があるわけでもなく、クリーチャーが出るわけでもなく、
襲い掛かられるわけでも、死に方のパターンがあるわけでもない。
敵の姿もわからない。敵がいるのかどうかも分からない。
事故にあう飛行機から急遽降りる羽目になり、九死に一生を得た学生たちが、
「本来は死ぬ運命だったので、ちゃんと死んでね」、とばかりに、
とんでもない偶然が重なりあう事故にあい、それぞれに死んでいく。
例えば、風呂場で石鹸で足を滑らせて倒れこんだ所に、
ちょうど物干しの縄が張ってあって、体重を支えきれずに適当なタイミングで切れて首に巻き付き首つり状態、
本来ならすぐに足で立てばいい高さなのに、足の裏に石鹸がついているからつるつる滑って立ち上がれない。
線路の真ん中で車が動かなくなって、ドアが開かなくなって、安全ベルトが外れなくなって、
友達に窓から引っ張り出してもらって、迫りくる電車からやっと逃げ切ったと思ったら、
電車に破壊された車の金属片が飛んできて頸動脈すっぱり……
キッチンをあれこれ片付けている時に、飲み物を入れたカップにひびが入って、
デスクトップ爆発、ガラス片が手首にすっ飛んできて、吹き出す血を止めるためにあわてて傷を抑えたのに、
床が濡れていたために転んで、後頭部を打つ。
朦朧とした意識の中、それでも血を止めようと、キッチンの台のところから見えていた布巾を引っ張ったら、
その布巾は、包丁にかけてあったため、包丁が胸めがけて落下。
……………ええ、YOUTUBEにもたくさんあると思いますが、こういうのの連続の映画です。
すべてのシリーズに置いて、運命から逃げ切った人はいません、たぶん。
インスマス婆さんの時のホラーリストにいれそびれていました。
風変りホラーとして、飽きるまでは、お勧めです