現場一筋30年
今日も家につくのは12時過ぎるなあ、と思いつつ、
気分変換(会社モードから自宅モードへ変換するため)に電車の中で書いていた文章をアップ。
何日か前に、長年の役人生活から現場にいらした、やり手の校長先生の話を書いたが、
お抹茶BOY(小学5年生)の今年の担任はその正反対で、現場一筋30年、というベテランの男性教諭だ。
大学のころの専門は歴史で、考古学にも興味があるらしいことは、
お抹茶BOY(小学5年生)の今年の担任はその正反対で、現場一筋30年、というベテランの男性教諭だ。
大学のころの専門は歴史で、考古学にも興味があるらしいことは、
全体懇談会の時に面白おかしく聞いた。 喋るのがうまい。
先日、家庭訪問があった。
訪問順を調整して遅い時間にしてもらったが、私の帰宅とほぼ同時に先生がいらした感じだ。
話している途中に(遊びに行っていたはずの)お抹茶が戻ってきて、
話に加わったところを見ると、彼はこの先生には慣れて(懐いて?)いるらしい。
訪問順を調整して遅い時間にしてもらったが、私の帰宅とほぼ同時に先生がいらした感じだ。
話している途中に(遊びに行っていたはずの)お抹茶が戻ってきて、
話に加わったところを見ると、彼はこの先生には慣れて(懐いて?)いるらしい。
先生側からもたくさん話すことがあったらしく、長めの時間を取ってあり、
(玄関先とはいえ)お抹茶の心臓病のこと、友達と取っ組み合いのけんかをしたことなど、色々話してくださった。
(玄関先とはいえ)お抹茶の心臓病のこと、友達と取っ組み合いのけんかをしたことなど、色々話してくださった。
先生が事情聴取(?)した時には、双方とも自分が悪かった、と反省していて、
翌日はすでに普通に遊んでいたそうだが(←もともと仲の良い子同士のけんか)
新しく担任になった先生には、そういった友好関係を知らないから、驚いたのだそうだ。
そういえば週末にその子から電話がかかってきて、何やらお抹茶と話し込んでいた。
翌日はすでに普通に遊んでいたそうだが(←もともと仲の良い子同士のけんか)
新しく担任になった先生には、そういった友好関係を知らないから、驚いたのだそうだ。
そういえば週末にその子から電話がかかってきて、何やらお抹茶と話し込んでいた。
けんかはしても友達の好き嫌いはあまりないお抹茶だが、先生の好き嫌いは激しい。
以前、担任だった先生の話になった。
以前、担任だった先生の話になった。
「M先生がまた担任だったらどうしよう、って心配でした」
「楽しくて、面白い先生じゃないのか?」 と、聞き直す今年の担任に、
「ぼくは面白くないです……」
お笑い芸人でも目指しているつもりなのか、生徒の笑いを取るのに必死なM先生は、
小学2年生のお抹茶の頭をバシッとやったり、よろけさせたりして、周りの子を笑わせることがあったらしい。
ボケと突っ込みのボケを、一方的にやらせられていた感じだ。
お抹茶はどちらかというとプライドが高くてつんとしている子だったから、
そのギャップは、低学年の小学生にはさぞおかしかったろう。
小学2年生のお抹茶の頭をバシッとやったり、よろけさせたりして、周りの子を笑わせることがあったらしい。
ボケと突っ込みのボケを、一方的にやらせられていた感じだ。
お抹茶はどちらかというとプライドが高くてつんとしている子だったから、
そのギャップは、低学年の小学生にはさぞおかしかったろう。
でも、お抹茶はそれが嫌で仕方なく、あの先生が担任の時は地獄だった、と言った。
(例の立て板に水方式で、家庭訪問に来た今年の担任に向かって喋りまくってた)
(例の立て板に水方式で、家庭訪問に来た今年の担任に向かって喋りまくってた)
先生といっしょに笑う側の子はいいが、
「やられる方の子は、みんなM先生が大嫌いです」
「笑わせ方が先生(←自分のこと)や、K先生(←お抹茶お気に入りの去年の担任)とは違うんだね」
「ぜんぜん違います」
新しい担任教師は、顔を曇らせた……というより、M先生に対して静かに怒っている感じで、
お抹茶の肩に手を置いてくれていた。
子供側が嫌っていると、M先生の方もよい感情は持てないのではないか、と心配だったので相談してみたら、
昨年度の最後のころに、子供に「先生に言いたいことのアンケート」を取った時に、
お抹茶が「M先生、僕に暴力を振るわないでください」と、書いたので、
そういう子を担任させることは絶対にない、と、断言した。
昨年度の最後のころに、子供に「先生に言いたいことのアンケート」を取った時に、
お抹茶が「M先生、僕に暴力を振るわないでください」と、書いたので、
そういう子を担任させることは絶対にない、と、断言した。
( まあ、お抹茶はトラブルがあったら、親や先生の次は電話相談に訴えそうだしな)
なお、彼は校長先生にも直接交渉した(!)そうで、
その時は、「K先生(去年の担任)が担任がいい」と言ったのだけど
「3年連続はダメだよ、いろんな先生と知り合わないとね」と、諭されたのだそうだ。
だから、この先生だけは嫌、というの書いておいたのだ、と、“自慢そうに”話してくれた。
その時は、「K先生(去年の担任)が担任がいい」と言ったのだけど
「3年連続はダメだよ、いろんな先生と知り合わないとね」と、諭されたのだそうだ。
だから、この先生だけは嫌、というの書いておいたのだ、と、“自慢そうに”話してくれた。
取っ組み合いの喧嘩をする単純さと、校長先生に交渉するしたたかさ、
おまけに両親が遠距離に勤めていて(完治した模様だけど)心臓疾患がある……
たぶん担任する生徒としては手がかかる方なんだろう、と思う。
それでも、
「小学校5年生は、喧嘩したり、無茶をしたくなる年齢だから、
ちゃんと見守っていれば多少のことはやらせた方がいいですよ」
ちゃんと見守っていれば多少のことはやらせた方がいいですよ」
と、言うだけの経験と余裕のある先生のようだ。
最近暴れん坊になったお抹茶にとっては、よかったのではないかと思う。
手術が成功してから、急に親の言う事を聞かなくなった、と話したら、
「今まで我慢してたんだから、もっと暴れような」 と、お抹茶と一緒に笑っていた。
……先生、限度ってやつを教えてやってください
<おまけ>
玄関先に、剣士な娘の竹刀(袋に入っている)と、木刀が立てかけてあって、
大きなサイズのスニーカーも置いてあった。
大きなサイズのスニーカーも置いてあった。
「お兄ちゃんがいるんですか?」
「………娘です」
「((()))」 ←お抹茶、大喜び。