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(ドイツ) これは内緒記事かな

ドイツ人は議論好きだ。
相方(長年の共同研究相手)宅で、その子供たちと遊んだあと(で、寝かしつけた後)、
ウクライナチェルノブイリ)の原発事故や、福島の原発事故のあとの放射線測定の話なった。

正しい数値が発表されているのか、安全なのか。
ウクライナ事故のあと、雨の中でサッカーをしていた相方は、
当時、原子力発電を推進していて「安全だ」としか報道しなかったドイツ政府を、今でも信用できないでいる。
彼とおなじニュルンベルグ周辺に住んでいた奥さんは、
担任が化学の先生で、「原発事故があったから、雨が降ったら絶対外に出てはダメ」、と、教えられたそうだ。
彼らの安全は、教師など個人の知識と采配にかかっちゃっていたわけだ。

ドイツ南東部は、今の言葉でいうホットスポットだったようで、
だから相方は科学者ならぬ言葉で
「髪が抜けたら、あの日のサッカーのせいだ」 と言う。 ←いや、髪の毛は年齢的なもんだって

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私が映っている写真は、まだもらっていないので、後で……
寒かったので服の上に着ているのだけど、とても喜んでくださいました♪


韓国の研究者とも我々は仲が良いけれど……と、政府と個人の乖離の話になる。
従軍慰安婦の話を含めた、日韓の関係の話題にもなる。

歴史は歴史であって、どの歴史書も誰かが報告(レポート)したものだ、と、科学者である私と相方は考える。
史実としてのエヴィデンスがあるものも、ないものもある。
韓国や中国は悪いことをすべて日本に押し付け、日本をナチスとして扱いたいようだが、
日本側が把握している史実は、従軍慰安婦は主に募集して集めたものであり、
金銭の支払いや、遊郭設置依頼(?)の書面も残っている。
それに対して、韓国側の主張は、
「1993年の河野談話で日本が謝罪したのだから、強制連行があった」というものであり、
形(物質)のあるエヴィデンスは持っていない(と、私は把握している)。
韓国側はむしろ、謝罪した日本側こそが強制連行のエヴィデンス(紙の証拠)を持っていて
それを隠していると思っているのではないか。

日本陸軍が韓国人(韓国政府)に、慰安所を作れと命令した時、
家族のために仕事として慰安婦を選んだ人もいるだろう。
親に売られてしまった人もいるかもしれない。
親元から浚われて、売り飛ばされてしまった人もいるかもしれない。
ただ心情として、親や同国人に強制されたり売られたとは思いたくない女性(&国民)が多いのではないか。
そのあたり心情を、今の韓国政府が利用してしまっているのではないか。

加えて、多くの(一般の?)韓国国民は母国にプライドを持っていて、
韓国人はそんなことはしない、韓国は世界一安全で、韓国人は優秀で……と、信じ込んでいるフシがある。
安倍総理が謳うナショナリズムは、韓国などほかのアジア諸国とは行かないまでも、
史実を史実として認めた上で、日本人であることの誇りを取り戻してほしい、というものだと思うのだが。


 「あ゛~~ドイツ国旗をスポーツ観戦以外で振り回すと、変な奴だと思われちゃうんだよね、ドイツでも

という相方(&奥さん)の言葉も、頭を悩ませる。
母国を愛すること、母国にプライドを持つことが、何か後ろめたくなってしまうのは、いったいなぜなんだろうか?

 「母国にプライドを持っているのが、問題ありの国の連中ばっかりだからだよ」

 「………それって、本末転倒じゃね?」



ナショナリズムの話になったので(実際には違うつもりだけど、そう読まれがちなので)、内緒で。