ヤンキー債権
やっとオフィスにたどり着いて、お弁当休憩……
研究も研究以外も、教育も教育以外も、
おまけに、その他の仕事もその他の仕事以外も (←集合の図的に、言い回し変だぞ)、
このところの多忙さが尋常でないので、「助けて~」 と騒いでいたら、
数年前に研究所から大学に移られ、
今年から悠々自適な客員教授(←定年過ぎたから)となられた元上司が、
「大したことはできないけど、手伝ってあげよう」 と、協力を申し出てくれた。
ありがたいです、もう、涙出ますですよ……
. 元上司は手伝ってもらいにくかろう、という人もいるのだが、
. なぜか私は平気だ。
. 現役時代から、上司を上司と思ってなかったといえばそれまでだが。
. 今でも彼は、一番の理解者で、一番の共同研究者だと思う。
つい先日、別の某大学では、あまりにも事務手続きが煩雑で、
あまりにも良くわからない決まりごとがあって、
「一体君のとこの教授会は、何を考えているんだ?」 と、問えば、
「研究もしない、教育もしない、それが許されてた時代の残党みたいな教授が不良債権化してて、
. そいつらが定年で出ていくまではどうにもならん」
………のだそうだ。
安定した職場環境でないと、きちんとした仕事ができない、という名目で、
国立大学の先生方や、公務員は、簡単にクビにできない構造になっているのだが、
悪い面でそれを利用してしまうケースが多すぎだよな~
「まあ、その連中に負けて(巻き込まれて?)、自分らまで不良(ヤンキー)化しないように、心してかからねば」
「せんせー、それ以上働いたら死にますぜ? それ以前にハゲますぜ?」
「もう抜けるものはない!」
………というわけで、気の毒なので、絵文字をクジラにして髪の毛みたいな潮を吹かせてみた
経済対策として残業代ゼロがどうのこうの、というニュースがあるが、
雇用者にも、労働者にも、個体差が大きすぎるんだよな。