ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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多忙で不調

中国出張から帰ってきてから、なんとなくおなかの調子が悪い。
辛い物がダメ、生ものがダメ、魚がダメ、という偏食のおかげで、
異国で食べ物にあたることはほとんどないのだが、
それでもスパイシーなものを食べてしまっていたのかなあ。

前に日本国内でカレーを食べて、小学生の娘が平気だったのに、私が潰瘍になったからな
.     (カレーの名誉のために言っておくと、
.      胃が弱っているところに、刺激物が来て強い痛みになったというか、悪化したということらしい)

 


某大学から、併任の客員教授の委嘱状が届く。
 
<大学事務員と研究所人事担当の電話会話>
 
.   「半期200時間の勤務を委嘱します」
.   「は? うちの職員だし、そんなの本務の研究所業務ができなくなるから許可できませんよ」
.   「ご本人の了解は得てます」
.   「そんな馬鹿な」 
 
<研究所人事担当と、の電話会話>

.   「ちょっとさん、何考えてるんですか、半期(6か月)200時間だなんて、大学に移籍するんですか」
.   「え……そんな話知りませんよ、っていうか聞いてない!」
.   「委嘱状が届いたんで、大学に電話して確認したら、本人の了解を得てるって」
.   「ええええええ、聞いてないよぉぉ
 
と受け入れ依頼してきた大学の先生の電話会話>
 
.   「そういうわけで、専任ですら難しい勤務時間数なんですが~ どーゆーことでしょうか?」
.   「この前、半期15時間か通年30時間って、問い合わせメール送りましたよね?」
.   「はい。 ………もしかして、間を取って、書類には20時間と書かれました?」
.   「そうだったかも」
.   「半期200時間になってる書類が、おたくの事務方からこちらの人事に届きました」
.   「ひょえええええええ
       書類のミスなので、即刻、修正していただけることにはなったが、普通に考えりゃわかるだろ
 
客員や非常勤の職員に対して、大学の事務員たちが(以前より)横暴になった気がする。
考えりゃわかることなのに、考えないというか、それで押し切っちゃおうとするというか。
 
いろんな大学が博士号を乱発したおかげで、
博士たちの就職が厳しくなり、買い手市場になってしまって、
彼らの母校である大学の先生方は、博士学生たちの就職先に対して低姿勢にならざるを得ず、
一方応募書類などを受け取る大学の事務員たちがふんぞり返る……… うんざりする構図ですな。
 
我々は本務があるうえで、仕事の都合で客員登録をするので何も怖くないが、
唯一の就職先として講師の職が欲しい人などは、相手のミスと分かっていたり無理なことを言われても
泣き寝入りするんだろうな。
ひと月くらい前にも別の大学で、事務方のミスによるトラブルがあって、
その時は学長クラスが謝罪してくださる、という結果になったのだけど、
結局、ミスをした事務方は不機嫌なままだったしなあ……
(ま、国公立大学の事務員は悪い意味でお役人ですがね
 

 
女性研究者云々、のプロジェクトに関して、某大学のお偉いさんからの内部打診が来てた。
要はうちの研究所の上の方や、担当部門にネゴシエーションしておいてくれ、という事なのだが、
プロジェクトが始まったあかつきには中心となるべき部局の長が、ゴネる。
.  うちの職場は、外国人が多く女性もそれなりに多いので、
.  男女共同参画なんちゃら、女性なんちゃらみたいな促進部局はすでに必要がなくなっており、
.  閑職担当(?)の方でもコントロールできるので……まあ、そういう人が担当しているのだ。
 
本来はこの打診はあんたに来るべきなのに、私に来た意味が分からんのか、と、
内心罵声を浴びせつつ、なだめすかし、おだてて了解を得させる。
 
でも彼は去年、理事がOKして始めていた仕事を、「私は英語がダメだから、この仕事はやめようと思う」、
って独断で中止しようとした人だからなあ……
.   (大変なところが終わったので、あとはよろしく、と、頼まれただけなのに)
 
昨日も関連部局長の一人が、噛んで含めるように、
「貴方の仕事だから、さんは連絡を頼まれただけで、さんにやらせる仕事じゃないから」と
説明してくれていたが、わかったのかどうか……
 
ひとまず、ネゴシエーションはしたので、「今後はこいつに連絡してほしい」、と、返事をするしかない。
大丈夫か? 
 

 
何度言っても、日本語論文の修正(査読者指摘箇所)をきちんとしてくれない教授の論文原稿が、また届く。
 
私だったら即刻リジェクト(掲載不可)にしてしまうのだが、査読者との間で何度もやり取りがあり、
(それで直ってないんだからダメっちゃダメなのだが)
いまさら編集担当が独断でリジェクトするには、これまでかけた労力がもったいなさ過ぎる。
ご本人が、図々しい爺様(実年齢はそれほどでもないが、頭&考え方が爺)であることを知っているので、
文章など直してやりたくないのだが、このままでは学術誌としての品位が下がってしまうので、
私が修正し、修正案として爺様に送ることにする。
それにしても、ひどい日本語だなあ…… 英文のリードも何言ってるのかわからんし。
 
自分の学生は、絶対こんな風には育てないぞ、と、変な決心をする。
 

 
元学生さんから、転職先を探しているとのメール。
ん~ 日本語をしゃべっていると、押しが弱く思えるんだよね、キミ。
協調性はある~、大学の先生に向いているんじゃないかと思うんだけど、
英語喋って議論している時の、あの強気のアピールが、なぜ日本の面接官に対して出ないかなあ
 
ハッタリも必要だと思うよ……とか、メールを返しつつ、
彼らの職の受け皿である大学が、あんなふうに買い手市場でふんぞり返っていて、
仕事の中身でなくて、低姿勢であることが必要とでも言いたげな態度で、
その中で、押しの強さのみを競うような、就職戦線が繰り広げられると……
 
最近の理化学研究所みたいなトラブルも、起きるべくして起きちゃうのかな、と、思う。
 

 
……お腹痛い  サボりたい~
 
でも、今日行かないと、明日は研究所に行けないんだよな……
予稿の締め切りも、今日だっけ? 明日だっけ?
 
  隠し日記にしてたけど、気が変わって限定公開。
あ、教授と大学名は伏せよう。←KとかYとかTとかです。