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セクハラ野次 & 昔の映画鑑賞録 『光る眼』

都議会のセクハラ野次が朝っぱらから報道されていますが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00050010-yom-soci
鈴木章浩都議が申し出て叩かれてますが、スケープゴートが予定調和か……

彼の発言は、100歩譲れば悪意がないって、言い逃れられそうな気がするんだよね。
セクシャルハラスメントは、受ける側の気持ちの問題で決まるから、セクハラであることは確かなんだけど、
録画を繰り返し聞いても、「塩村議員にあてた言葉ではない」との言い訳を否定できる明確さはないし、
仮に次のヤジが 「もっと、結婚しやすい政策を考えろよ」 というものだったらセクハラカラーは消える。

「産めないのか」 や、「不倫してるんだぜ」 みたいな、明らかな個人攻撃の方が、
結婚云々よりも、ずっと問題だと思うんだが、
そちらには注目させないで、うやむやにするために、フォローできそうな鈴木議員に申し出させたのかな、
……と、ついつい勘ぐってしまう。

特に「産めないのか」なんてのは申し開きできないよな~ 
辞職レベルのヤジだし、辞職したら再選はない。
選挙権の半数を占める女性票が消える発言だと思う。
暴言の多い石原元都知事もこれまでいろいろ言ってきたけど、ここまでひどいのはなかったよ。
マスコミも、叩くネタが出てきたから、って気がすんで叩きまくってないで、
こいつ(鈴木都議)じゃない、こいつでは我々は満足しない、と、追及すりゃいいのにさ。

それよりもそもそも都議会内の暴言は、全国ネットで話題にするネタとしては、弱いんでないか?
もっと報道すべきもんがあるだろ……



さて、昨日の午後ローでやってたみたいですね。
『光る眼』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E3%82%8B%E7%9C%BC
昔観たのを思い出した。

最悪のリメイクとかなんとか言われているが、
キャラクターデザイン (子供たちの髪型や制服) 以外は、よく作られているのではないかと思った。
オリジナル(旧作)を知らないせいかもしれない。
登場人物はみんなキャラが立っていたし(←これは大御所ばかりなんだけどね)
特に子供の演技が素晴らしくて、ちゃんと、「人間の姿をした人間以外」 の演技ができていたように思う。

一気にオタクっぽい感想になるが、
鋼の錬金術師をアニメで見ていた時に、子供の姿のホムンクルスが出てきて、
極悪非道で無敵で、ホムンクルスのラスボスみたいな奴なんだが、
自分を育てていた母親のことを、(愛情というものが理解不能と言いつつ)、慕っていたりして、
「あれは好きだった」 と、吐露するシーンがあった。 (←もっと素直になれよ

その時、『光る眼』に、こういう子がいたよなあ、と、思いながら見ていたのだ。

まあ、こういう映画群やアニメ群からもわかるように、SFだろうと化け物だろうとホラーだろうと、
親子の情、特に母親と子供の関係だけは、きちっと守った話にしておきたいものみたいなんだよ。
読者や観客にウケるはずだ、というエンターティナーのテクニックでも、
エンターティナー本人の願望でも構わないが、彼らは、そういう物語で観客を掌握してるんだ。

だからつまり、いくらハラスメント(嫌がらせ)をしてやろうという目的があったり、
野党の発言を邪魔する目的があったりしても、
不特定多数に反発される発言を録音されちゃうなんて、考えなしのバカ だと思うけどな。