映画鑑賞録 『GODZILLA 1998』

このタイミングでゴジラというと、2014じゃないのか、と言われそうだが、
先日、ゴジラの一斉録画をしたので、（←こういうイベントには引っかかる）
その中からハリウッドゴジラをダビングついでに眺めた。（しかもきっちり嵌って、ノせられる）

『GODZILLA　1998』とは、ジャン・レノは大喜びで、ローランド・エメリッヒ監督は嫌々撮ったという
ハリウッド版のゴジラである。　
いや、「がっじ～ら」と読むべきなんだろうか。

GODZILLA　 http://www.imdb.com/title/tt0120685/

さて、この映画、
昔、映画館で見た時にはそれほど面白いとは思わなかったし、不満ばかりだったのだが、
仕事をしながらテレビで見る分には、

いいじゃないのよ……

普通に、パニック映画として、おもしろい。
若者三人も、それに絡む年長者であるフランス諜報部員、ジャン・レノも、
それぞれキャラクターがしっかりしていて安心してみていられる。

要は、ゴジラと思わなければいいのだ。

そうすれば、ニューヨーク市長のダメ加減はちょうどジョーズの市長のようだし、
大量の卵が出てくるシーンは、エイリアンの卵に瓜二つだし、
ベビーに追い掛け回されるシーンは、一作目のジュラシックパークにそっくりだし、
出てくるモンスターの声はゴジラそっくり。。。。。じゃなかった、一応、ゴジラって名前の映画でしたね。

ラストシーンの死に方は、（ゴジラでなかったとしても）弱すぎて気に入らないが、、
ただの巨大生物……冒頭のチェルノブイリの巨大ミミズのパターンで、
超巨大イグアナだと思えば、まあ、この映画もありだろう。


というわけで、新作の『GODZILLA 2014』　に期待しておく。