ポルトガル なう
思いの外、涼しくて過ごしやすいし、
思いの外、地下鉄も電車もわかりやすくて、時間通り動いているので快適です。
ポルトから、海岸線に続くオレンジ色の屋根に白い壁に青い海は、とてもきれいだったけど、
移動してきたアヴェイロは予想以上に何もない街みたいです。
美しいと評判の、旧駅舎も、予想外に地味です……
後ろ側(プラットホーム側)の方が良いかも。
例によって飛行機で映画を見ていたので、
ちょっと仮眠をとってから、夕方のウェルカムパーティに行ってきます。
レジストレーションをして、ウェルカムドリンクをいただいてきました。
中央向こう側の三角形(ナプキンを折った形らしい)のお菓子、グアルダナップや、
その奥のオヴォシュ・モーレシュ・デ・アヴェイロという最中の中に卵黄が入ったようなお菓子、
これらはいずれもアヴェイロ独特のお菓子だそうで、
服飾の糊として卵白を使うので、その残りの卵黄の菓子がたくさんあるそうだ。
ここには写っていないが、Pastel de Nata というエッグタルトが、
やっぱり卵黄を使ったポルトガルのオリジナルスイーツ。
酒のつまみ用の軽食なので、タルト類が多かったが、
魚卵のタルトなどもあり、いずれも美味だった。
コーヒーブレイクの時にも、直径2,3センチのタルトを大量にいただいた。
いかにも目の前の果物から作った、というシャングリア(赤ワインベースのカクテル)も、
ジュースというにはアルコール分が強いけれど、飲みやすくておいしかった。
ウェルカムの、バンド演奏などを聞いてから、ホテルまで街を歩く。
日が長いので、赤っぽく染まった水路がきれいだ。
夕日が落ちるのは海。街全体、海の匂いがする。
旧駅舎もそうだが、青い色が独特で、外壁もタイルが使われている家も多い。
ポルトでは白壁が多かったが、この青いタイルは、アヴェイロ独特のものなのかな。
夕焼けの色も、えも言われぬ感じで……・
いかにも田舎町だけど、なかなかいい感じです。