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(ポルトガル) 魔女宅の世界でワイン三昧

「Porto」はここに来るまでポルトガル国名の略だと思っていたのだが、
「Lisboa(リスボン)」に次ぐ大きい街の名前だ。

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リスボンもそうだというが、ポルトは坂が多い。

坂のおかげでこんな美しい風景が見れるのかもしれないが、もう、めちゃくちゃに坂が多いのだ。
しかも起伏が上下方向に大きくて平面方向に細かいという、
道一つ間違えると思いっきり後悔するパターンである。

サン・ベント駅アズレージョを眺め (←アンダーライン部はリンク

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炎天下の中、ドン・ルイス一世橋を徒歩で渡ってワインセラーの集まる対岸へ向かう。
山肌にはりついた赤い屋根と白い壁は、『魔女の宅急便』のような世界である。

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この辺の高級住宅街も魔女宅っぽいし (←トンボの家のあたりね

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タワーなんかも、とても魔女宅っぽい (←気球が引っ掛かったタワーみたいな

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なお、この山肌を覆う青い花は、朝顔である。夏休みにちまちま育てる朝顔のイメージが変わること請け合いだ。

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それにしても坂が多いな~ と思いつつ、
ケーブルカーで降りてから少し坂を上って、Taylorsというワインセラーへ向かう。

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ポルトワインは、醸造の途中でブランデーなどのアルコールを混ぜて発酵を止めることで、
樽のまま船便で送っても味が変わらないワインにすることができたそうだ。

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味が安定しているといっても、他の国のワインセラーが地下室みたいな石蔵なのに対して、
木造のバラックみたいな建物だからなあ……こんな感じの船で運んでいたらしい。
大胆だね。
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40分を超えるツアーと、テイスティングやらなにやら、いろいろ。
それにしてもここのワインは甘い。一口目は美味しいのだが、口の中に甘みが残る。
でも、テーブルも椅子もワイン樽で作ってあってかわいらしい

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えらくのどかなところだ。
隣にレストランがあるけど、庭を歩いてるクジャクや鶏って、食用じゃないよね???

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ちなみに『○球の歩き方』にワインセラー見学の例として写真が載っているのは、
このTaylorsの内部だと思う。創業が古い事(←1692年)と、中がきれいだからか?

同行者によれば、Ferreilaというワインセラーもお勧めのようだ。
……というわけで、ポルト食事編に続く。