古きものたち
……ええと、別にラブクラフトではなく、伝統的な行事とかしきたりとか、昔からあるものとか、っていう意味です。
喪中の家では年賀状をはじめとして、正月行事や初詣を控えるべきだと思っていたのだが、
実は神社はダメだけど、寺はOKだとか、(参考:All about)
喪中の考え方も、親だったら13か月、祖父母だったら150日など、決まっているとか (参考:小さなお葬式)
いやいや、49日までは鳥居をくぐるのを控えるべきだが、それ以降の束縛は俗説 (参考:日本のしきたり) と。
. そもそも、私が受験生の頃は、複数の神社や寺に願掛けするのは良くないと言われていたのだが、
. いまでは、「神様はそんなに心は狭くないから地元の氏神様と、受験の神様と双方にお参りして大丈夫です」
. ってことに変わっているようだ。宗教法人の経営……いや、時代とともに、解釈が変わるものの一つだろう。
帝釈天は、天という字のおかげで天神と思われることもあるが、経栄山題経寺というれっきとしたお寺だ。
鳥居はない。そういうわけで、受験生の娘と一緒に帝釈天に行ってきた。
例年の破魔矢やお札と、夫実家に遊びに行っているお抹茶BOYや夫の分も、肌守りを購入。
そのほか、露店で目の前で調合してくれる唐辛子が欲しかったのだが、
いつものお店が早めに店じまいしてしまったので、また来週末にでも来ることにする。
木を叩く軽快な音に誘われて、大混雑の仲見世の奥の方へ向かう。
この辺をテリトリーにしている娘にしてみれば家族構成から何から知っている、飴屋さんが出す音だ。
固まりかけの飴を包丁でリズム良く叩き切る音なのだが、 「ずっと聞いていたい良い音だ」 という。
彼女は木の出す音が好きだ。太鼓の音も好きだった。
竹刀で打ち合う音もいいんだそうだ。 へえええええ………
. …………好みがコーディネイトされているようで、でも、私にはよくわからない。
娘と二人きりだと、ついつい手抜きな料理になる。
これは炊いた米にコーンクリームスープをかけ、チーズと乾燥バジルを乗せて焼いたものだ。
コーンクリームスープは昨日のあまりだが、たっぷり生クリームを入れて作ったので、美味だった★
で、生クリームがなぜふんだんににあったかと言えば、2日にクリームスープを作ったからで。
お抹茶BOYはキノコが嫌い(キュウリが好き)で、娘はキノコが好きでキュウリが嫌いだ。
帝釈天の帰り、心置きなくキノコが食べたい、というので、
椎茸とエリンギと舞茸とシメジを、これでもかと入れ、生クリームたっぷりのクリームスープを作った。
娘曰く、キノコはローカロリーの健康食なんだそうだ。 (……でも、生クリームは? )
「キノコ、入れすぎじゃないの?」
「美味しいよ?」
. ………美味しくないことはない。でも、ダイエット食なのかリッチなのかわからない
ダイエットも、いろんな説がありすぎて、ネットもダイエット本も玉石混交だ。
要は入力(食物カロリー)を減らして、出力(運動などによるエネルギー消費)を増やせばいいのだが、
自分に合ったもの合わないもの、年齢や生活習慣に合うもの合わないもの、
選んでいかなければどうにもならない。
「これは絶対だ」、などというものに、信用が置けるはずもない。
冒頭の信念の行事や喪中の過ごし方も、世代や地域で大きく変わる。
なのに自分が知っているやり方と違うと、相手を非常識だ、けしからん、と、腹を立てる人も多い。
「これが絶対だ」という人は、世間が小さく知識が少ないだけなのに、それに気づくことはない。
地球上で絶対的なものなど、物理法則だけだ。(←宇宙空間だの相対論だのってなるとめんどくさいので)
古いも新しいもない。いや、引力が変われば多少は変わるか? (←だから、地球って設定くらい守れよ)
ラブクラフトはホラーでSFだけど、彼らは彼らの法則やしきたりで動いている。
戦国の歴史ものも、火星年代記も同じ興味で読める私は、
たぶん、自分の常識も他人の常識も、ローカルルールだとしか思っていないのだろう。
……偏見や思い込みを無くし、広い知識を持ち、
でも、知識、情報の中から、自分で選べる判断力を持ちたい。
毎年、心がけることは同じだが、偏見や邪念をそぎ落とした判断って、難しいなあ……
喪中の家では年賀状をはじめとして、正月行事や初詣を控えるべきだと思っていたのだが、
実は神社はダメだけど、寺はOKだとか、(参考:All about)
喪中の考え方も、親だったら13か月、祖父母だったら150日など、決まっているとか (参考:小さなお葬式)
いやいや、49日までは鳥居をくぐるのを控えるべきだが、それ以降の束縛は俗説 (参考:日本のしきたり) と。
. そもそも、私が受験生の頃は、複数の神社や寺に願掛けするのは良くないと言われていたのだが、
. いまでは、「神様はそんなに心は狭くないから地元の氏神様と、受験の神様と双方にお参りして大丈夫です」
. ってことに変わっているようだ。
帝釈天は、天という字のおかげで天神と思われることもあるが、経栄山題経寺というれっきとしたお寺だ。
鳥居はない。そういうわけで、受験生の娘と一緒に帝釈天に行ってきた。
例年の破魔矢やお札と、夫実家に遊びに行っているお抹茶BOYや夫の分も、肌守りを購入。
そのほか、露店で目の前で調合してくれる唐辛子が欲しかったのだが、
いつものお店が早めに店じまいしてしまったので、また来週末にでも来ることにする。
木を叩く軽快な音に誘われて、大混雑の仲見世の奥の方へ向かう。
この辺をテリトリーにしている娘にしてみれば家族構成から何から知っている、飴屋さんが出す音だ。
固まりかけの飴を包丁でリズム良く叩き切る音なのだが、 「ずっと聞いていたい良い音だ」 という。
彼女は木の出す音が好きだ。太鼓の音も好きだった。
竹刀で打ち合う音もいいんだそうだ。 へえええええ………
. …………好みがコーディネイトされているようで、でも、私にはよくわからない。
娘と二人きりだと、ついつい手抜きな料理になる。
これは炊いた米にコーンクリームスープをかけ、チーズと乾燥バジルを乗せて焼いたものだ。
コーンクリームスープは昨日のあまりだが、たっぷり生クリームを入れて作ったので、美味だった★
で、生クリームがなぜふんだんににあったかと言えば、2日にクリームスープを作ったからで。
お抹茶BOYはキノコが嫌い(キュウリが好き)で、娘はキノコが好きでキュウリが嫌いだ。
帝釈天の帰り、心置きなくキノコが食べたい、というので、
椎茸とエリンギと舞茸とシメジを、これでもかと入れ、生クリームたっぷりのクリームスープを作った。
娘曰く、キノコはローカロリーの健康食なんだそうだ。 (……でも、生クリームは? )
「キノコ、入れすぎじゃないの?」
「美味しいよ?」
. ………美味しくないことはない。でも、ダイエット食なのかリッチなのかわからない
ダイエットも、いろんな説がありすぎて、ネットもダイエット本も玉石混交だ。
要は入力(食物カロリー)を減らして、出力(運動などによるエネルギー消費)を増やせばいいのだが、
自分に合ったもの合わないもの、年齢や生活習慣に合うもの合わないもの、
選んでいかなければどうにもならない。
「これは絶対だ」、などというものに、信用が置けるはずもない。
冒頭の信念の行事や喪中の過ごし方も、世代や地域で大きく変わる。
なのに自分が知っているやり方と違うと、相手を非常識だ、けしからん、と、腹を立てる人も多い。
「これが絶対だ」という人は、世間が小さく知識が少ないだけなのに、それに気づくことはない。
地球上で絶対的なものなど、物理法則だけだ。(←宇宙空間だの相対論だのってなるとめんどくさいので)
古いも新しいもない。いや、引力が変われば多少は変わるか? (←だから、地球って設定くらい守れよ)
ラブクラフトはホラーでSFだけど、彼らは彼らの法則やしきたりで動いている。
戦国の歴史ものも、火星年代記も同じ興味で読める私は、
たぶん、自分の常識も他人の常識も、ローカルルールだとしか思っていないのだろう。
……偏見や思い込みを無くし、広い知識を持ち、
でも、知識、情報の中から、自分で選べる判断力を持ちたい。
毎年、心がけることは同じだが、偏見や邪念をそぎ落とした判断って、難しいなあ……