ブログ引越し検討中 (仮住まい)

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しょうがないなあ……

大きい方の病院にいって、再びレントゲンを撮ってもらってきた。
ホネは順調にくっつこうとしているようだ。



ケースその1
大きい方の病院に行ったのは、近所にあることだけがメリットの評判の悪い総合病院の医者が、
「ここでは手術ができないから、○○病院(←大きい病院)に紹介状を書く」 と、丸投げしたからだ。

バスで数駅の別の大きい病院で、マニアックな術式でギブスで固めてもらった後、
支払った価格が紹介状を書いてもらった病院より安かったので、
あれ? と思って双方の領収書を再確認したら、
手術はできない、と言っていたはずの病院に、手術の診療ポイントがついて、料金を取られていた

ケースその2
近所にあることだけがメリットの総合病院は、老人たちのサロンになっている。
某老人の娘でもあるママ友と話したのだが、その老人はしょっちゅうレントゲンを撮られているそうだ。
レントゲン撮ったの? と、おじいちゃんに聞くと、撮っていない、と答えるので
病院に問い合わせたら 「お年寄りだから思い違いをしているんでしょう」 という答え。
釈然としないのでおじいちゃんに再び聞くと、「いや、撮ったかもしれない……」 と、あやふや。
どうやら、病院に行けば友達がいるので行きたくてしょうがないらしい、
病院が悪く思われて、行くのを禁止されたらたまらない、と、思っているのではないか、と。
領収書は血液検査したことになってるのに、採血の跡がなかったこともあるのよ」、とのこと。

ケースその3
近所にあることだけがメリットの総合病院は、小児科はないものの、
小学校の近くにあるので、小学校でけがをした小学生が連れて行かれる。
保健室の先生と一緒に行ったお抹茶BOYは、自分で診察券を持っていたのでそれを見せたら、
「これは古い診察券だから、新しいのに作り変えるのに、保険外で千円かかります」 と、言われたそうだ。
保険医さんもお抹茶も現金を持っていなかった(通常、区内の小学生の医療費は無料)し、
あとで親が支払う、ということにしたら、その日は診察券を返してもらえなかったようだ。
後日。
 「救急でも情報があった方がいいかと、診察券を出しただけなので、返してもらえませんか」
 「システムが変わったので、みなさん新しいカードに変えてもらってます」
 「? システム変更に伴う経費なら上乗せしなくても大丈夫ですよ。会計士紹介しましょうか?」
 「・・・・・・・・・・・」
 「こちらは小児科がないので 実を言うと、診察券は不要なんですが、
.   昔、救急で助けていただいた時の記念に、持ってたんですよぉ。 返してもらえませんか?」
 「・・・・・・・・・・・しばらくお待ちください」
.        (間)
 「カードには問題ありませんでした、お返しします」
 「は?」
 「いえ、今、普通に読み取れましたので、前回は磁気異常だったのだと思います
 「で・す・よ・ねえ~ よかったぁ、お金払う前で。
.  次は気をつけてくださいね
 ←あえて待合室に聞こえる大声で。


ちなみに、初めのリンクに飛ぶと、●ケースそのゼロ●もあります。
脱税、詐欺罪その他で潰れてしまうんじゃないか、と、他人事ながら心配です。



少しの間、日本で3,4番目に大きい大学病院を持つ大学に勤めていたことがある。
不正を排除するのはいいが、融通がきかなくて、セキュリティが厳しくて、面倒なことばかり多かった。
仕事のしやすさよりも、後で法的に問題ないような、後ろ指を指されないっための措置、が優先される所だった。
大学でそれだから、大学病院はもっとだったと思う。
臨床医たちが先端医療を駆使してがむしゃらに頑張ってるのは知っていたが、
病院経営って、微妙に患者の方を向いてないんだよな……と、思っていた。

昔、近所にあることだけがメリットの総合病院には、暴言を吐く老害のような医院長がいて、
それでも院長診察の日以外は、普通の怪我人や病人が来ていたように思う。
人当たりの良い、究極のヤブ医者に代替わりして、手術をしなくなり、週一ずつの外来医師が増え、
待合室には元気そうな老人ばかりが集うようになった。
彼らには大した診療は必要ないだろう。だから、そのままでは大して儲からないんだろうな。
昔はひっきりなしに来ていた救急車が、あまり来なくなったのも特徴かもしれない。
詐欺というか、脱税というか、窓口のお姉さんが勝手にやっているとも思えないから、
患者の方を見てるとか見てないとかの問題じゃない……気がする。

医療ミスに比べりゃ、診療点数の誤魔化しや、保険外の小銭稼ぎの罪など、たかが知れるだろう。
が、たとえばケース1では、医療費が2倍ほどにも変わっていた。
私は3割負担だが、1割負担や、2割負担の人たちもいる。
一割負担の人たちが、支払う金額が2倍になっても、大したことがないと思うのかもしれないが、
税金から支払われる医療費が爆発的に膨らんでいることを考えると……

こういった病院がたくさんあるからじゃないか?

と、思えて仕方がないのだ。