増えた。

お抹茶BOYが、少し前から、
パパと買い物に行くスーパーの、熊のシールを集めていた。

……のは知っていたのだが……

クマが増えた

少し前は、お姉ちゃんから奪った白い大熊（くますけ）しかいなかったのに。

は、犬も猫もハムスターも亀も好きだが、
ぬいぐるみはクマと恐竜が好きみたいだ。

くますけは彼が生まれた時から家にあって、
くますけの後ろにお姉ちゃんが隠れては現れる遊びが大好きで、
ケタケタ笑って、喜んでいた。

そんな思い出も含めて、はクマのぬいぐるみが好きなんじゃないかと思う。
「ハムスターのぬいぐるみはかわいくないと思う」、と言われれば確かにそうだし。


撮影してみてわかったのだが、熟睡していてもくますけに手が触れている。
小５としては幼い彼の、ライナスの毛布状態なのかな。

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新しい仕事(研究テーマ)を始めようとしているのだが、
外資系の企業が装置提供をしてくれそうだ。　
すごくうれしい　とともに、 「いいのか？」 とも思う。
だって、はじめようとしてる研究ってことは、まだ、成功する確約はできないわけで。

それも織り込み済みだと追われても、ねえ……

装置提供の話が突然すぎたので、装置を納入する実験室を確保しなければならない。
工事するか……

あ、でも、年度末になっちゃったし、工事費用がない。
上司が掛け合ってくれて、研究所が出してくれることに。
すごくうれしい　とともに、 「いいのか？」 とも思う。

いや、いいんだけども、書類へのサインがね、
右手使えないからね………うん。


印鑑じゃだめ、と言いつつ、係員が私の手を見て 「………」 ってなるんだよなあ。


サインの他に、左手で洗濯物を持って、ハンガー類に洗濯ばさみで留めるのも、
右手が負傷しているととても難しい作業です。
怪我をしてみると、手足が不自由な人の不自由さが実感できるんだよなあ……
治癒してからも、彼らに対する気遣いを忘れないようにしたいな、と、思います。