映画鑑賞録 『悪魔の棲む家』

火曜日は病院日なので、お休みです。……締切に遅れてる原稿書いてるけど。

今日のホラー……じゃなかった。今日の午後ロー。
今週は館ホラーの週みたいですね、今日は　『悪魔の棲む家』。　

……あれ？　悪魔の棲む家系のホラーシリーズはたくさんあるけど、
これって、かなり古い映画じゃなかったっけ？　

どうやらリメイクらしい。
1970年代の実話だそうだから、
人の名前や、神父が虫に襲われるところなんかは変えようがないんだろうけど……

何のためにリメイク？
ええええ、そこで犬殺しちゃダメじゃん、ラスト変わっちゃうじゃん。

ラスト、旧作で犬が助けるシーンは、奥さんが銃の台座で旦那をぶん殴ってから助けてました。
女が強いのは、いや、より強くなってるのは、1979年と2005年の違いなのかもしれません。

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ちょっとパロディを思い付いた。

館ものや米国ホラーのほとんどって、インディオの聖地だの、
原住民を殺した呪いだのってのに押し付けてることが多いんだけど、
そこに、「恨んでいる白人」　じゃなくて、見かけが似ているアジア人や、
仕事に成功したインディオが引っ越してきちゃったら、どうなるんだ？

たとえば日本人のおばあちゃんが一緒だったりして、
超常現象をとりあえず拝んで盛り塩しちゃったりしたら、館はどういうリアクションするんだろう？
守り神になっちゃったりしないだろうか？

そういえば、ベトナム帰還兵の幽霊が、アジア人に襲い掛かってたのに、
日本人旅行者が殺されそうになった時に　「お母さん！」　って叫んだのをきっかけに、
「沖縄、楽しかったなあ……」　ってつぶやいて消えていく、っていう小説があった気がする。
乱読していた時だと思うから、タイトル忘れちゃったけど……
ミミズが何とか……　っていうタイトルの短編といっしょに入っていた気もするんだけど。