和紙のひな人形と、湯島天神の梅まつり
昨日は物理学会本部で会議があったので、途中の湯島天神に寄ってきた。
いまさら感はあるが大学受験の娘のお守りも貰っていたので、
そのダメ押しもある。←営業?
ウィリアム王子は、「英国の雨を連れて来日したようで申し訳ない」と、語ったそうだが、
今日はどこに訪問しているかな、と漠然と考える。
講堂にエリザベス女王の写真を飾る小学校に通っていたせいか、
イギリス王室には無条件に敬意&親愛の情を持ってしまうようだ。
会議前に、のんびり、と思ってきたのだが、週末なうえに、梅祭りで、とんでもない人出だ。
受験っぽい学生と、親の組み合わせも多い。
「お礼参りはこちらに」 などの放送もある。
ドイツ人らしい観光客にカメラのシャッターを押してあげたら、絵馬について質問された。
「ここは勉強の神様だから、合格したい学校を書いて神様に頼むんだ」 ←英語
でも、絵馬がたくさんある近くに 「努力」 っていう石碑があったりして、
「最終的には、自分で頑張れ、って言ってるのかも」
この石碑があるのには気付かなかったので、彼らと一緒に写真を撮ってみた。
アジア某国の受験戦争は世界に報道されているので、日本もそうなのか、と、聞かれる。
湯島天神も亀戸天神も、江戸時代からあるし、受験ブームに乗っかったイベントではないな。
学問の神様だけど受験だけってこともないし、子供が少なくなってるから大学も楽じゃないよ。
「受験生が、たくさん来てくれますように」なんていう願掛けもあったりして。←言ってないけど
「あ、シスター(巫女さん)だ♪」
「ちがーう。あれはお嫁さん。結婚式だ」
「おおお、ワンダフル」
律儀な彼らは、 「彼らに頼んで近くで写真を撮らせてもらう」、と走って行った。
その後、撮影させてもらえたかどうかはわからないが、
私にもお礼を言っていったし、観光地を学ぼうとしていて、感じ良かったな。
女坂に向かう方に、紙人形が展示されていた。
和紙折り紙のお雛様たちがたくさんあって、かわいらしい。
お茶の水・おりがみ会館のイベントのようだ。 おりがみ会館; http://www.origamikaikan.co.jp/
松林善子さんという人の人形がはっとするほど綺麗だ、
体のラインが、日舞の舞手のよう美しい。
左の写真の小さな人形は (私の写真が良くないのだが)
首の角度も袂のすそ野広がりも、もう、完璧、と思う美しさなのだ。
いつか人形店を見に行きたいので、備忘録。
松林善子 : http://paperdoll-japan.com/member/07ma-line/20matubayashi.html
草薙さんっていう人の人形もすごいな。
好みの人形もそうでないのもあるが、紙人形協会のHPに、つい、ブックマークを入れた。
さて、今年もぎりぎりになっちゃったけど、お雛様を出そう。