子供の週末
剣士は大学の授業が面白くなかろうと、仮面浪人だろうと、剣道だけは嬉々としてやっている。
週末だからと言って、家には戻ってこない。
一方、お抹茶BOYは、中学受験の塾とバスケットクラブの両立が大変なようだ。
今日も午前中は塾の特別講座に行って、
午後のテストは明日の後日テストを受けることにして、バスケの試合に出かけて行った。
私は宿題の原稿が終わっていないので、家で待っていたのだが、
しばらくしたら、試合を見に行った夫に連れられて帰ってきた。
試合中に、相手メンバーとぶつかって、膝を捻ったそうだ。
痛みより途中で(休日診療所に行くために)抜けたことが悔しかったみたいで、
ふてくされて、足を冷やしながらコロコロしていたら、そのまま眠ってしまった。
枕とタオルケットは、遊び部屋(ハムスターケージのある部屋)で横になった時に私が渡したのだが、
いつ、クマを運んできたんだ?
2,3日前には、確かに寝室に置いてあったはずなのに。 ↓ほら……
「タオルと一緒にクマ持ってきて」 と言われれば、持って行ったのに、
クマは痛む足で歩いて自分で持ってきたのか。 ―― 恥ずかしかったのかな?
小学6年生は、小っちゃい子と少年が不思議に入り混じっていて、面白い。
は甘ったれの子供から、ある日突然自立した少女になった感じなのに、
生長モードってみんな違うんだなあ……